まるで「ぐりとぐら」!? 室町時代の絵巻物に登場するねずみ
今、月1回土曜日に名古屋栄の中日文化センターで、かわいい絵でたどる日本美術史という講座をやっているので、「どこかに、かわいい絵はないか」と探しまわる日々です。昨日スライドに出したのは、この鼠の絵。室町時代の「ぐりとぐら」。 http://t.co/9liKMxDz4n
— 佐藤晃子 (@akisato_) 2013年10月20日
『アイテムで読み解く西洋名画』などの著者でフリーライターの佐藤晃子氏のツイートが、Twitter上で話題になっている。
かわいい絵でたどる日本美術史という講座のために資料を探していたところ、まるで室町時代の「ぐりとぐら」のようなキャラクターを見つけたというもの。
@amtamtamt まさにぐりとぐら! 室町時代の方は「ちくこのかみ」「たんごのかみ」って名前も可笑しいです。鼠なのに。
— 佐藤晃子 (@akisato_) 2013年10月20日
@akisato_ @minamimusashi わーい、筑後守と丹後守のごはん係ですね♪
— 遊行七恵 (@yugyo7e) 2013年10月20日
ねずみではあるが「ちくこのかみ」「たんごのかみ」と名前も付いていて、ごはんを作るのが仕事だという。
@sarara0904 天理大学附属天理図書館所蔵の《鼠の草紙絵巻》です。別バージョンのものがサントリー美術館にもあり、そちらもかわいいです。サントリー美術館のサイトに物語のあらすじも載っています ♪
— 佐藤晃子 (@akisato_) 2013年10月20日
サントリー美術館のサイトであらすじを見ることもできる。
ねずみが清水寺でナンパして姫君をゲットしたものの、外出している間に姫君に逃げられてしまうという話のようだ。
@yugyo7e @akisato_ 半日以上も前にツイートされたものを今更ながら公式RTしてしまいましたが、かなりの反応で驚いてます(◎ш◎;)自分が観た事のある鼠絵画では、白隠の《鼠大黒》や《七福神合同船》、栖鳳の《酔興》が可愛かったです。
— o.y.みなみむさし (@minamimusashi) 2013年10月20日
かわいい昔の絵は意外とあるらしく、鼠だけで四種類も報告する人も現れた。
気になる方は、本や展覧会、インターネットなどで探してみては?