「自宅でおいしい杏仁豆腐を作ることなんて無理だよね…」「いいえ、驚くほどカンタンなんです!」

Twitterで話題のめちゃウマ杏仁豆腐レシピを作ってみました!
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こんにちは、セブ山です。

先日、僕のタイムラインにこんなツイートが流れてきました。

杏仁豆腐といえば、中華料理の定番デザート。あっさりした甘さと、つるんとした喉ごしがたまりません。

そんなただでさえおいしい杏仁豆腐を、さらにおいしくできるというこちらのツイート。

はたして本当に、材料を少し変えるだけで、杏仁豆腐はさらにおいしくなってくれるのでしょうか?

 

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というわけで、さっそく作ってみることにしました!

杏仁霜(きょうにんそう)のラベル側面に記載されている通常レシピを参考にしつつ、ツイートにあった通り、下記の材料に変換しながら作っていきます。

 

・牛乳部分を減らし、生クリームを入れる

・寒天のかわりにゼラチンを入れる

・甘さを少し控えめにする

 

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まずは、お鍋に水(200ml)、ゼラチン(4g)、砂糖(40g)を入れて火にかけながら、ゼラチンと砂糖を煮溶かします。

 

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次に、杏仁霜(大さじ2)、牛乳(200ml)、生クリーム(200ml)をボウルでよく混ぜ合わせます。それを先ほどの鍋の中に加えて、弱火で温めて火を止めます。

 

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あとは液体を、容器に流し込み、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。

杏仁豆腐って思っていたより、カンタンに作れるんですね。

 

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さて、今回は「Twitterで話題の杏仁豆腐レシピは本当においしいのか?」を調べるため、念のために、通常レシピで作った杏仁豆腐も用意します。

通常レシピで作った杏仁豆腐と、どこがどうちがうのか食べ比べたいと思います。

 

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こうして、2種類の杏仁豆腐のタネが完成しましたので、冷蔵庫で固めます。

そして、数時間後…

 

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完成しました。

それでは実際に、通常レシピの杏仁豆腐と、Twitterレシピの杏仁豆腐を食べ比べていきたいと思います。

 

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まずは、通常レシピの杏仁豆腐から。

しっかりツルンと固まっています。いわゆる、よく見る杏仁豆腐です。

はたして、お味は…?

 

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それでは、いっただっきま~~す♪(あむっ)

 

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普通にうまい。

あっさりしていて、ほどよい甘さで、これぞ杏仁豆腐って感じです。

よく中華料理屋さんで食べるあんな感じ。

そう考えると、杏仁豆腐って意外と自宅でカンタンに食べられるものなんですね!

 

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では、いよいよ本題に。

お次は、Twitterレシピで作った杏仁豆腐です。

表面はつるんとしていませんが、はたして、お味のほうは…?

 

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本当においしいのかな? とにかく、いただきま~~す!(ぱくっ)

 

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!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

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めちゃくちゃ濃厚でうまい!!!!

何これ!? 生クリームを入れて、寒天をゼラチンに換えただけなのに、通常レシピとは全然違う食べ物になった!

通常レシピの杏仁豆腐もおいしかったけど、これはまた別物だ!

 

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あー! めちゃくちゃうまい!

スプーンが止まらないー! 誰か助けてー!

あっさりして、ほどよい甘さの通常レシピと、濃厚な味わいのTwitterレシピを交互に食べたら、永遠に飽きずに食べ続けられるー!!!!

2種類作れば、杏仁豆腐好きにはたまらないパラダイスだ!

おーい! 杏仁霜を買い占めろー! 今後、価値が高騰するぞー!!!!

【結論】

通常レシピは、あっさりしていておいしい!

Twitterレシピは、濃厚になっておいしい!

 

要するに、どっちもまた違ったおいしさ!

 

 

どちらの方がおいしいのか調べるつもりでしたが、結論は「どちらもおいしい」でした。

そもそも、通常レシピとTwitterレシピでできる杏仁豆腐は、まったくの別物。その日の気分によって、使い分けるのがよさそうです。

あなたもご自宅で、杏仁豆腐作りに挑戦してみては?

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書いた人
セブ山

インターネット文化人類学者。人々がインターネットで織り成す「文化」について研究している。著書に『インターネット文化人類学』がある。TwitterIDは@sebuyama