夏休みももうすぐ終わり。学校に行きたくない人にとっては気持ちが楽になる、鎌倉市図書館の公式アカウントによるツイートが話題になっている。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015年8月26日
「死んじゃおう」と思うほど学校に行きたくない時は、学校ではなく図書館に来るよう促すもの。一日中、マンガや本を読んでいても怒られることはないという。
@kamakura_tosyok @mitsueaoki このツイートすげーな。おれらの頃にもこんなこと言ってくれるヒトがいたら死なずに済んだケースもあったんじゃねえって思った。外はクソみたいに雨降ってるけど、必ず晴れるんだよ。人生もそーあってほしいぜえ。いじょ
— いがぴょん (@igacho71) 2015年8月26日
読書は世界を広げると聞きます。図書館に逃げ込んだ子供が本と出会って成長できるとしたら、これはもしかすると珍しく具体的ないじめ対策なのかもしれない。 https://t.co/rHYtuYoQ1K
— H・ハクローザン (@h_hakurouzan) 2015年8月26日
公式がこれを言ってくれるとは思わなかった。きっと批判覚悟だろう。でも、私はこう言う発言をしてくれる図書館は素晴らしいと思う。確かに学校は大切だけど、命より大事なものなんてない。自殺するくらいなら正々堂々逃げていいと子供達に伝えたい。 https://t.co/gZX5utyaqx
— もふこ (@realdays178) 2015年8月26日
@kamakura_tosyok 先生や親に相談出来ず図書館が逃げ場で子供達の防衛線になっていますね。鎌倉市図書館のツイートは本当凄いです。教育委員会や一部教師もこの様な気概を持って欲しいものです
— NIXX (@Maberas1368Nixx) 2015年8月26日
@kamakura_tosyok
とても素敵です。涙が出そう。私も図書館や学校の図書室に避難してた子どもなので...。あの頃読んだ本が、今の私の力になってくれています。
— 春風 (@No92_harukaze) 2015年8月26日
このツイートに対し、「自分が子どもの時は、こんなことを言ってくれる人はいなかった」「いじめや自殺の具体的な対策かも」と称賛の声が集まっている。
18歳以下の自殺人数を日付別に分析したところ、2学期が始まるころの9月1日が突出して多くなっていることが内閣府の調査で分かっている。学校生活で不安を抱えている人は、いざというときの逃げ場として図書館があることを覚えておいてもよいかもしれない。