ハッシュタグ「救助」で救援要請をする際の注意点とは?

むやみに拡散するのはやめましょう。
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 今週、日本列島を襲い、各地に多くの被害をもたらした台風18号。その被害は甚大であり、多くの人が住宅や車内に取り残されるという危機的状況も報道された。

 それを受け「Twitter Lifeline」公式アカウント(@TwitterLifeline)が「Twitterにおける緊急救助を求める方法」をツイートした。

 その方法とは投稿時に「#救助」ハッシュタグをつけ、どのように助けて欲しいかの要請内容およびその現場の写真、さらに住所もしくは位置情報をつけてツイートするというもの。

 その後無事に救助が完了したら、その旨を報告してから該当ツイートを削除して救助要請が終了するという流れになっている。災害により電話回線が止まった際にも救助要請ができるので、非常時に役立つ情報であろう。

 ただ気をつけて欲しい点として、救助要請はまず119番へ通報をすることが挙げられる。

 さらにTwitterヘルプセンターのサイトによると、Twitterでの救助要請ツイートを見た人は、「できればTwitterで被災者と連絡をとって状況確認」「代理で電話で119などに救助要請をする※むやみにリツイートして拡散せず、119番や地域の対策室などに連絡」という手順を踏んでほしいとのこと。

 また、今回の豪雨で被害を受けた地域の人たちに向けて、Yahoo!Japanは「緊急募金」を始めた。特設サイトからはクレジットカードもしくはTポイントで募金ができるようになっている。