凍らせた食パンを「オリジナル形容詞」で食べたら本当においしいのか? そして文章力は向上するのか?
こんにちは、セブ山です。
先日、僕のタイムラインにこんなツイートが流れてきました。
子供が凍らせたトーストをかじり始めたので「君、それ焼いた方が良いよ」と注意。でもこっちの方がうまいと言う。嘘でしょ?と半笑いでかじってみる。あれこれうまい?!ジャムもつけてみろと言われ、たっぷり塗ってまたかじる。サクサクしたアイスみたいでうまい。天才だと思った。
— 下平晃道(Murgraph) (@shimondaira) 2015年7月21日
「凍らせたトーストを半信半疑で食べてみたらおいしかった」というこちらのツイート。
たしかに、おいしそうではありますが、でも、やっぱり食パンは焼いた方がおいしいのでは…?
そして、もうひとつ、こんなツイートも流れてきました。
遠藤周作が「文章力の修行にいい。電車の中でも出来る」と言っていたのが「オリジナル形容詞」。「終末を語る預言者のような顔で乗ってくる塾帰りの中学生」とか「路地裏のゴミ箱から嫉妬だけ集めて煮込んだような週刊誌の広告」とか、目に付くものにオリジナルの形容詞を作ると文章力が向上するそう。
— たられば (@tarareba722) 2014年7月9日
「オリジナルの形容詞を作ると文章力が向上する」というこちらのツイート。
本当にそんなことで文章力がアップするのでしょうか?
というわけで今回は、オリジナルの形容詞を使いながら、凍らせた食パンが本当においしくなるのか検証してみたいと思います!
まずは、必死にフレッシュ感をアピールしているような半ズボンを履きながら食パンを冷蔵庫に入れます。
実家から「生活感」だけが仕送りされて来たような冷凍室で、食パンを凍らせます。
そして、待つこと5時間。
W不倫している夫婦のようにキンキンに冷えきった食パンが完成しました。
本当にこれがおいしいのでしょうか?
十数年使われていない廃校の便器のように黄ばんだ歯でかじります。
ん!? こ、これは…!
シャリシャリしてうまい!
たしかに、凍らせた食パンはうまいぞ!
でも…、
おいしいけど、今回使用した「6枚切り」の食パンだと少しモサッとした感じがする!
もっとシャリシャリ食べるなら、もっと薄い食パンの方がおいしそう!
う~ん、10枚切りの食パンを買えばよかった…。
クレーム対応のための菓子折りを買って来いと言ったら、お菓子詰め合わせ(セルフ)を買ってきた新入社員のような初歩的なミスです。
会社の新人君にクレーム入ったから、謝りに行くのに菓子折り買って来いって言って金渡したら、お菓子詰め合わせ(セルフ)買ってきて僕の腹筋が爆発しました http://t.co/aD4inxlhFb
— とっしー@はあとん (@toshi_180sx) 2015年8月18日
続いて、後ろにいる友だちを笑わそうと思ってエスカレーターで「ブッ」とオナラをして、ニヤニヤ笑いながら振り向いたら、全然知らない人が立っていることに気付いた瞬間の顔色のように真っ赤っかなジャムを塗ってみます。※実話です。
十数年使われていない廃校の便器のように黄ばんだ歯でかじります。
おっ! これはうまい!
ツイートにも書かれていた通り、たしかにサクサクしたアイスみたいでうまい!
これなら親のセックスを目撃してしまった翌朝のように食欲のない日でも、飢えた餓鬼が地獄に堕ちた罪人のはらわたをむさぼり食うようにスイスイ食べられそう!
というわけで、「凍らせた食パンはおいしい」ということがわかりました!
10枚切りくらい薄い方が、凍らせた時に、よりシャリシャリ食べられそうです!
ぜひ、あなたもそれがまるで神に与えられた己の運命(さだめ)のように試してみてはいかがでしょうか?
※文章力が向上していたかどうかはみなさんの判断におまかせします。