災害時にも役立つ？ 袋入りインスタント麺に直接湯を注いで食べられる容器が話題に
日本とは異なり、袋入りのインスタントラーメンに直接、湯を注いで食べる国がある。そんな話をヒントに制作された「袋麺の外装」が話題になっている。
(マエフリ)袋ラーメンに直接湯を注いで食す文化がいくつかの国であるらしい。異文化ショックを受ける一方、震災など食器がない場面においては有用な考え方では？と『袋麺の外装』について12年頃から制作に取り組んでました。※画像は試作の遍歴 https://t.co/oG8okCgCNI
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日(マエフリ2)他国の食べ方だと袋麺に直接湯を注ぎ、フィルム包装の端を持って食べる方式。これだと熱伝導直で熱いわ、片手は塞がったままだわで、どうにも不便で危険。見た目の食べ方が下品に映ったりしないよう、最低限文明的に耐熱外装+自立可スタンドもを加味しての構想。
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日(マエフリ3)現状、最新型のPP。ポリプロピレン外装+アルミシート内装による耐熱断熱+保温性。羽根部分に指をかけることで保持性を高め(落としにくい)、着地時の安定性も向上。パッケージ型なので袋麺を内装したまま非常用袋等に入れられる。 https://t.co/Yc3C7j67wp
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日あ、大事なこと忘れてた。いちおうね、袋麺の包装(今ではアルミ包装が主流)に熱湯注いで食べても問題ないか日清食品さんに確認したんだわ。『非推奨ではありますが食品衛生法上、クリアしてるので問題ありません』だってさ。これも長らく心配してた要素。日清さんその節はありがと。
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日日清食品からの回答についてですが、100℃の熱湯で有害な成分が溶けだすことは無いとのことです。それらを踏まえ食品衛生法的に問題なしとの内容でした。非推奨というのは熱湯を扱う性質上、袋そのままで持つのは火傷とか心配だから推奨できません。との意味です。
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月5日熱さから手を保護するだけでなくスタンドとしても利用できるもの。容器が用意できない震災のような緊急事態、車内などでの食事に役立つという。
なお、投稿者が日清食品に問い合わせたところ、袋に直接、お湯を注いでも有害な成分が発生することはないとの回答があったそうだ。
一方、非常用としての観点から誰でも作れる形式の物があって良いのでは、と先の試作型展開図から簡易版を組み直し、Amazonダンボール(XM規格)底板から作ることが出来るテンプレートを制作。点と線で図形を作り数か所刃を入れ、組み上げる。 https://t.co/rvH7lo3Xd2
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日仮固定に筆者発案のトラペゾイドフォールド(台形固め)による段差摩擦固定。加えて上下の切り込み線に輪ゴムをはめることで、まず外れることが無い仕組み。持ち勝手が良いかは別としていくつかの持ち方がいちおう出来る。そこは簡易版なので…。 https://t.co/e0HvK9GA3M
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日湯を溢さないよう注げば、3～5分程度でほぼ全ての袋麺が食べられるようになります。ダンボールによる断熱+保温性もあって、手に持っても熱くなく最低限温かさを持続させます。フィルム外装を縁の部分に折り込めばスープ用飲み口になるのも特徴。 https://t.co/SMmk46Yu2l
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日この袋麺外装AMD型のテンプレートの変移。ステンシル形式からなぞり形式、図形描くために切り抜くのも面倒臭ぇ話だなってことで点(穴)と線で図形を描くスタイル→さらに最小化へ。PDFデータなので必要な時に誰でも出力できる仕組みにしたい。 https://t.co/g8DWlQKArC
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日また、より低コストに作れる段ボール製の簡易版も。非常時での使用を想定し、ユーザーが必要なときに出力できる仕組みにすることを考えているという。
今後の判断の参考にいたしたく、ご協力お願いします。
『袋麺外装』の需要はあり得るか否か。
災害などの非常時や容器が無い場所(社内や車内など)でお湯さえあれば袋麺を食べることを可能にします。ゴミ捨ての際は包装のみでかさばりません。
— ORTAS (@ortas_mknk) 2015年11月4日投稿者は、Twitter上でこの「袋麺の外装」の需要の有無についてアンケートを行っている。あなたはこのアイデア、どう評価する？