スヌーピーでおなじみのマンガ「ピーナッツ」 登場わずか10回で姿を消したキャラとその理由とは?
かわいいビーグル犬のキャラクター、スヌーピーが活躍するマンガ「ピーナッツ」。
このマンガでは、シャーロット・ブラウンという声が大きい女の子のキャラクターがいるのだが、登場回数わずか10回で姿を消している。いったいなぜなのか?
その理由を記したツイートが、Twitter上で話題だ。
スヌーピーが活躍することで有名な漫画PEANUTSの作者シュルツ氏が、読者の手紙に対して返信を行った手紙がある。読者は、新しく登場した厚かましくて嫌なキャラクターについて不満がある、と送付したのだった。作者の返事はこうだ。 https://t.co/q6OCqhr1M4
— 栗葉 (@_krieq) 2016年2月26日
ある読者が「厚かましくて嫌なキャラクターに不満がある」と手紙を送ったところ、作者のチャールズ・M・シュルツから返事が来たようだ。
その内容は、読者の提案を受け入れ、マンガ上から姿を消させることにしたというもの。同時に、罪のない子を死なせることの責任を受け入れる準備ができているかと読者に問いている。
読者が出番を望まないことは死に直結するのか。私はこの手紙を読み返すたびに、そういった創作上の子の人権や死について深く考える。作者は神様で、神様が描けばその子は生きた筈だ。あの子は誰に愛されていたんだろう。あの子はどうして生まれてきたんだろう。そういうことを考えてしまうんだ。
— 栗葉 (@_krieq) 2016年2月26日
作者は「読者にとって不愉快な」創作上の人物を消すことに同意し、手紙を作者自らがしるした「創作上の人物に斧が刺さっている」絵で締めくくる。見ている他人にとって不愉快な子は死ななければいけないのか。創作上の子の命とはなんなのか。誰からも愛されない子は必要ないのか。
— 栗葉 (@_krieq) 2016年2月26日
これに対して、投稿者は創作上のキャラクターの命について問題提起を行っている。
作者が手紙の主に伝えたかったことは何なのか。読者から愛されないキャラクターには死が相応なのか。
あなたはどう感じただろうか?