どのルートでも読める! 物理学者が生み出した不思議な「2次元時間小説」が話題に

新感覚!
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 現在Twitterでは、こんな実験的な小説が話題になっている。

 大阪大学教授で物理学者の橋本幸士さん(@hashimotostring)がツイートしたのは、“時間が2次元”の小説だという。

 空間における2次元は理解できるが、時間が2次元というのはいったいどういうことなのだろうか…?

 上記の格子状に配置された文章は、左上から右下に向かって書かれており、ところどころ枝分かれしている。しかし、どのルートをたどっても、ちゃんと文章が成り立っている。なんとも不思議な感覚だ…。

 これに対して、Twitterユーザーからは「おもしろい」「文系の人間には作れない」「3次元小説に期待」といった反応が寄せられている。

 投稿者いわく、縦書きも横書きもある日本語だからこそ作れる文章で、英語などの縦書きをしない言語ではできないとのこと。また、中国語ならもっと詰まった状態の小説が書けるかもしれないという。

 さまざまなルートをたどって、いろいろなストーリーが味わえる新感覚の小説なのではないだろうか。

 そして、早くもこの「2次元時間小説」を制作したユーザーが登場している。あなたもどんな物語が作れるか試してみてはいかがだろうか?