「水素が酸素に対しモル比で200%」!? ある飲料水の宣伝文句が斬新!

ちょっとした日本語のトリック?
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 商品を購入するときに、キャッチコピーや宣伝文句に注目したことはないだろうか。その文章をきっかけに、商品に興味が出て買ってしまったという経験もあるかもしれない。

 現在Twitter上では、ある飲料水の宣伝文が注目を浴びている。

 「あの水素原子が酸素原子に対し、なんとモル比で200%含まれています」と書かれた「最響の水」という商品。

 一見、水素が多く含まれているように思いそうだが、水の化学式は「H₂O」なので、水素が酸素に対して2倍含まれているといっても、普通の水を表しているのだ。

 Twitter上では、「書いてあることに間違いはない」「日本語ってすごい」といった、キャッチーな売り文句に驚く声が多く寄せられた。

 ちなみにこちらは、神奈川県川崎市のミューザ川崎シンフォニーホールで開催された「フェスタサマーミューザKAWASAKI2016」の公式グッズとして販売された商品とのこと。中身は富士山の天然水だそうだが、購入者のなかには勘違いした人もいるかもしれない。