こんにちは、セブ山です。先日、僕のタイムラインにこんなツイートが流れてきました。

 このツイートによると、驚いたことに数学では「x=2,y=-1」と答えれば、わりと正解するというのです。

 もし、このウワサが本当だとしたら、試験でわからない問題が出たとしても、とりあえず「x=2,y=-1」と書いておけば、点数を稼ぐことができ、受験生を合格へと導いてくれることになります。

 しかし、このウワサははたして本当なのでしょうか? 「x=2,y=-1」は、受験必勝法になりえるのでしょうか?

 というわけで今回は、「勉強はしたくないけど試験には合格したい!」という純真な心を持った受験生に代わって、「『x=2,y=-1』と答えれば、わりと正解する」というのが本当なのかを調べてみたいと思います!

 

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 まずは、実際に本屋さんに行って、数学の参考書を何冊か購入します。

 今回は、とりあえず「高校入試対策」の棚から選びました。

 

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 今回、購入したのはこちらの3冊です。

 どれも「この一冊さえあけば、受験に必要なことはすべてわかります!」と豪語しています。頼もしい!

 

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 さて、それではさっそく「x=2,y=-1」という答えになる問題が参考書の中にどれくらいあるのかを調べていきます。

 いわれてみれば、たしかに学生のころ「x=2,y=-1」という答えをよく見かけた気がしますがはたして…?

 

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 平方根や因数分解などの懐かしい問題が並んでいますが、社会人になってもう何年も経過しているので、完全に解き方を忘れてしまっていました。

 仕方がないので、早々に自力で解くことは諦めて、いきなり付属の答えを見ながら探し進めますが、なかなか「x=2,y=-1」は出現しません。

 

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 やはり「『x=2,y=-1』と答えれば、わりと正解する」というウワサはガセネタだったのでしょうか?

 ただ、RT数を稼ぎたいだけの悪質なデマだったのでしょうか?

 参考書を買いに行ったとくに、近くにいた中学生カップルがクスクス笑っていたのは、もしかして俺のことを見て笑っていたのでしょうか?

 おじさんが中学生の数学ドリルを買うのは、そんなにおかしいことなのでしょうか?

 と、不安な気持ちになってきたその時!!!!

 

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「あっ!!!!」

 

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「あったー!! x=2,y=-1だー!!!!」

 連立方程式の項目で奇跡が起きました。そう、「x=2,y=-1」は実在していたのです!

 

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 その後、ほかの参考書も調べてみました。

 やはり連立方程式の項目では、「x=2,y=-1」という答えになる問題が、必ず1問は出題!

 

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 こちらの参考書にいたっては、答えが「x=2,y=-1」になる問題が3問もありました!

「x=2,y=-1」の入れ食い状態です! 大漁じゃー!!  連立方程式さまさまじゃー!

 

 そんなわけで、調査してみた結果『数学では「x=2,y=-1」と答えれば、わりと正解する』というのはいいすぎでしたが、『連立方程式では「x=2,y=-1」と答えれば、わりと正解する』ということがわかりました!

 

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 しかし勘違いしないでいただきたいのは、あくまで「x=2,y=-1」と答えれば、わりと正解するというだけであって、「x=2,y=-1」にならない問題のほうが圧倒的に多いです。(当たり前ですが)

 しかも、参考書全体でいえば、答えが「x=2,y=-1」になる問題の割合は、1%以下でした。

 つまり、ここから導き出される答えは…。

 

 

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「つまんねぇウワサに惑わされずに真面目に勉強しろー!!!!」

 受験の必勝法は、ただひとつ。それは「しっかり勉強すること」です。

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セブ山

フリーライター。平日毎日更新のおばかサイト「オモコロ」や「Yahoo!」などで活動中。TwitterIDは@sebuyama

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