珍しい亀を見つけたから…? 奈良時代は元号を変えた理由が平和過ぎる
昭和や平成とかの元号、昔はめでたい事があるたびに変えてたらしいんだけど、奈良時代の元号の変更理由がすごい。
715年:珍しい亀が見つかったから
724年:珍しい亀が見つかったから
729年:珍しい亀が見つかったから
770年:珍しい亀が見つかったから
珍しい亀見つかりすぎワロタ。
— 蕎麦 @minadzki@bbbdn.jp (@m_soba) 2013年8月29日
上のツイートが、Twitter上で話題になっている。
江戸時代までは、いいことや悪いことが起きて変えられることのあった元号。
だが、奈良時代の元号は珍しい亀が見つかったからという理由で改元されることが多かったというものだ。
奈良時代の元号は全部で12個なので、三分の一の改元の理由が珍しい亀が見つかったからだった、ということになる。
奈良時代の元号変更理由が凄いって?
715:霊亀
元正天皇の即位、左京職より瑞亀が献上された祥瑞による改元。
724:神亀
白亀を献上された
729:天平
左京職が背に「天王貴平知百年」と文のある亀を献上した
770:宝亀
肥後国より白亀が献上された
本当だ。亀だ
— フレフレ(^∀^)/波音リツ新音9月との (@73furefure) 2013年8月30日
わかりやすく整理したという人も。
珍しい亀を見つけて改元するときは、元号に「亀」の文字を入れることが多かったようだ。
ちなみに年号は715年~が霊亀、724年~が神亀、770年~が宝亀。何故か729年~だけ天平と亀と関係ない年号。平安時代に入っても848年と851年にも亀の瑞祥による改元がされてる。その後は天皇の交代と事件・天災での改元ばかりなので、あの時代は平和だった。
— AVITAMINOSE🍣 (@avitaminose) 2013年8月29日
次の平安時代には、事件や天災による改元も多かったことを考えると、奈良時代は平和過ぎたのかもしれない。
あなたもおもしろい歴史雑学があったら、Twitterへ投稿してみては?