インターネットのみなさんこんにちは、小野ほりでいです。

みなさんはツイッターを眺めていて「慣れ合い」だと感じたことはありますか?

もしそうだったとき、あなたはTwitterを捨てられますか…?

 

<登場人物>

エリコちゃん

ミカの長話に相槌を打たされる女の子。

ミカ先輩

先輩であるのをいいことにエリコにモラハラを繰り返すOL。

サトシ

Twitterで漫画を描いている暗い人。

 

 

 

 

エリコちゃん、今回も読者から質問が来てるわよ。

毎回思うけど、本当に来てるんですか?

 

 

 

 

エリコちゃん、ミカ先輩こんにちは。僕は漫画を描くのが好きで、Twitterにも連日1ページ漫画を投稿しています。地道に続けた結果、フォロワーも増え、FavやRTも安定してもらえるようになり、先日初めて同人誌を印刷して販売しました。しかし、50部刷って売れたのは2冊でした。Twitterでは人気があるのに、苦労して描いた同人誌は買ってもらえず落ち込んでいます。このまま漫画を描き続けるべきか悩んでいるのですが、どうすればいいでしょうか。(20歳学生・サトシさんから)

 

 

 

サトシ、質問ありがとうな!

Twitterで人気だったから調子こいて本を作ったら売れなかったんですね。

 

サトシ! おう! サトシ!

嫌なOBかな?

サトシが見落としていたこと…それはTwitter民が死ぬほど気が短いという事実よ。

 

へ????????

 

 

 

 

 

Twitter脳

 

 

 

これは、ある学者が発表した一般人と典型的なTwitter中毒者の脳の比較よ。正常な人に比べてツイッタラーは80%にも及ぶ脳の萎縮が確認されたの。

 

そ、そんなー。

 

 

 

 

学者の発表によると、重度のTwitter中毒者は日常的に140字までの文章しか読まないため、集中力が減少するとともに脳の萎縮が進行していき、最終的には10文字を超える言葉や文章を読み書きできなくなるらしいの。

 

 

 

すごい頭悪そうなこと言ってるな。

ちなみにこの発表をした学者は、のちに数々の研究成果の捏造が発覚して学会を永久追放されているわ。

 

ダメじゃねえか!

あら、疑うの?

ほかにも、こんな衝撃的なデータがあるのよ…。

ある心身ともに健康な画家をTwitter漬けにして、自画像を描かせながらその経過を観測するという危険な実験が行われたこともあるの。

 

ちょっと刺激が強いかもしれないけど、それがこれよ…。

 

 

 

 

 

低予算アニメのように線が乱れていってますね。

さらにここから…。

 

 

 

 

 

なんかサッカーのマスコットキャラみたいになった!

このあと彼は正気に戻れず、サッカーのマスコットキャラ描き師になったわ…。

 

いいことなのか悪いことなのか…。

ちなみに、この実験を発表したのもさっきの学者よ。

やっぱりダメじゃねえか!

 

 

 

 

 

Twitterで求められるもの、求められないもの

 

それで、その話がサトシの漫画とどう関係あるの?

何のことはない、サトシは「自分に求められていないもの」を作ってしまっただけよ。

 

要するに…。

 

 

 

 

Twitterの人は140字に収まる一口程度の情報、すなわち「つまようじが刺さったウィンナー」のようなものを求めているわけ。

 

 

 

 

 

 

基本的に、何かをサボってるようなスキマ時間で見ることが多いTwitterでは、量が多いものや手が込んだ力作は「面倒くさそう」という理由で敬遠されがちなの。

 

 

 

 

無料で配られてすぐに咀嚼できるひとくちサイズの創作物は、Twitter民に熱烈にもてはやされるわ。作る側もそれを察知してしだいにそういった手軽なものを量産する方向にシフトしていく…。

 

 

 

 

今日のTwitterでは、こういった「つまようじが刺さったウィンナー」のようなコンテンツを量産する人が散見されると思うわ。

 

でも、忘れてはいけないのは、つまようじの刺さったウィンナーは「試食品」だということ。

 

それを忘れて、ある日急に魂を込めた力作を投稿しようものなら…。

 

 

 

 

 

「え、試食じゃないの?だったら食わねーよ」

「あんたの作ったものでお腹いっぱいになるのはちょっと…」

さっきまであれほどもてはやしてくれていた人たちが急に

教室でゲロを吐いた小学生のごとき扱いで作り手を孤立させてくるのよ。

 

 

 

 

 

言い換えるならば彼らは…。

 

 

 

というわけ。

Twitter民、なんて冷たい…!

言ってしまえばTwitter民の称賛は尻軽女の「好き」と同様、「これからも無料で私にサービスしてくださいね」と相手をコントロールするための道具に過ぎないの。

 

 

 

 

 

 

く、くされ外道め~!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創作とインターネット

 

というのはウソだけど、他人の反応とはうまく距離を保たないと、自分の創作のモチベーションが揺らいでしまうよ。

 

ウソだったんだ! よかった~。

もちろん、人に褒められることは創作の原動力! でも、それを最終目的に据えてしまうといろいろブレてくるのよ。

 

 

 

 

 

 

ネットの反応速度にいちど味をしめてしまうと、大掛かりな創作につきものの長く考える時間や淡々と作業する孤独な時間に耐えられなくなってしまうことがあるの。

 

それで「ウィンナー」を作るわけですね!

ウィンナー?(ピクッ)

 

 

 

 

何がウィンナーじゃボケ~~~!!!!

 

 

先輩でしょ! ウィンナーって言ったの。

ごめん、なんか我ながらムカついたから…。

 

 

 

 

 

駄サイクルって何?

 

駄サイクルはもともと、閉鎖されたコミュニティ等で作り手が互いを褒め合って成長しない様子をさした造語だったと思うわ。

 

漫画から広まったんですよね。

閉鎖されたコミュニティと言うにはネットは広い…。

 

しかし、「批判」のシステムがなく自分を好きな人しか想定しなくていい構造下での創作活動は、慣れ合いの危険性を孕んでいる…。

 

Twitterがそれだと?

嫌いな人をわざわざフォローしないでしょ?

もしかしたらそれでいいのかもしれない…。ホメられることで作っていられるなら、それすらなくて何も作らない環境よりもずっと…。

 

でも…。

 

 

 

 

 

 

 

でも、ときには「たぶん褒めてくれる人たち」じゃなく「地球」のようなデカい相手に当たって砕けたいじゃないの。だって、それが「心意気」だから…。

 

心意気…?(この人は何を言ってるんだ)

なるほど、そういうことか。

ヒッ! 相談した人が出てこないでよ!

お花畑にいたんじゃないの?

ありがとう、ミカ先輩、エリコちゃん。よくわかったよ。僕がやってきたことは、要するに茶番だったんだね。

 

悪く言えばそうだけど、技術も向上したかもしれないし…。

Twitterは僕を利用していただけ。Twitterに僕の求めていた現実<リアル>はなかった…。

 

まあ、その、落ち着いて?

ならばそのTwitter、滅ぼすまで。

 

 

 

 

 

フンッ!!!!!!

 

 

 

 

行ってくるよ、エリコちゃん、ミカ先輩。

なんて禍々しい”気迫”…!

ムチャよ! 相手が悪すぎるわ!

止めないでくれ、これは僕の戦いなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりTwitter、現実<リアル>編突入!

 

 

 

 

 

 

(おわり)

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小野ほりでい

がんばってイラストも描くライター。人気ポータルサイト「オモコロ」で活動休止中。TwitterIDは@onoholiday

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