猛毒セアカゴケグモを都内で初確認 首相官邸も注意を促す

発見した場合はお住まいの自治体へ連絡を。
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 東京都福祉保健局は9月25日、東京都三鷹市で毒性の強いセアカゴケグモが確認されたと発表した。都内で同品種が見つかるのは初めてのこと。

 報道によると24日、三鷹市下連雀にあるマンションの敷地内で住民が「庭で、セアカゴケグモの様なクモを発見した」と都に通報。環境省が鑑定したところ、セアカゴケグモと確認されたそう。

 これをうけ、首相官邸の公式アカウントもTwitterで注意を呼びかけている。

  セアカゴケグモは本来オーストラリアに生息する毒グモだ。しかし、1995年に大阪で初めて見つかって以降、全国36自治体(2014年8月29日現在)で確認されている。

 環境省外来生物対策室によると、咬まれた時の症状は、局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張や、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあるという。

 同アカウントは、発見した場合は、触らずに自治体に連絡し、咬まれた場合は、すみやかに医療機関に相談するようにと注意を呼びかけている。