【Twitter】クソみたいなリプライ略してクソリプはどうして生まれるのか?

クソリプという名前はどうして生まれたの?
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こんにちは、小野ほりでいです。

Twitterではクソみたいなリプライのことを「クソリプ」と呼ぶのが流行っている(いた)らしいですね!

いつもこの欄ではウソばかり書いていますが、それは本当らしいです。

 

 

エリコちゃん

親に甘やかされて育った女の子。

 

ミカ先輩

エリコに社会の厳しさを叩き込む先輩OL。

 

顔シャッター

自分に都合の悪い場面などで使う、顔にシャッターを降ろす技術。

 

 

 

 

 あ~~~~。

ちょっとエリコちゃん…。
最近気が抜けてるわよ!

すみません…。
最近連載がなかったから油断してました。

ここ最近、ネットでは目新しい事件がなかったから仕方ないわね。

そうですか?
Twitterで知らない人から来る不躾なリプライを「クソリプ」と呼ぶのが流行ったりしたじゃないですか。

知ってたわよ。でも私は頑として話題にしなかった…なんでだかわかる?

なんでですか?

 

 

私はひねくれてるから

流行ってる言葉を絶対に話題にしたくないのよ!

 

 

 

何回かしてたじゃん…。

でもまあ、もう廃れてきた感じがするし今回は特別に扱うことを許すわ。

どうせ扱うなら新鮮なうちにやればいいのに…。
ネットメディアはスピードが命なんですよ。

そうか、この記事ネットメディアなんだ…。
次からちゃんとしよ。

 

 

 

 

 

 

なんでクソリプ?

 

クソみたいなリプライって、昔からあったはずですよね?
なんで最近急に流行ったんですか?

しらん。

今日は真面目にやる気ないのかな…。

確かにクソみたいなリプライを送ってくる人はいる…。
私も自分のとこに来たら腹立つし、泣くまで説教するだろうし。

でも、そういうのを十把一絡げにして叩いたり揶揄してよろこんでるのを見ると「あー始まった、ネット民のオーバーキルが」って思っちゃうのも事実よね。

愚かさに名前をつけてカテゴライズして「お前はこういう種類の愚かさだ」と説明して勝ち誇る…。いつまでこんなことを繰り返すのかしらね。

あのー…。

 

 

Twitterで増殖し続ける”蝉ガール”その生態に迫る!

 

ネットの進化とともに増加する”繊細チンピラ”とは?

 

 

 

それってまさに先輩がやってることでは?

…。

シャーッ。

顔シャッター!

だから、もう今回はクソリプを送る人の悪口はよして…。

 

 

 

 

こんな感じで「すぐに人をバカにするTwitter民の病魔」みたいな

方向性の記事にしてみようかと思うんだけどどう?

 

 

 

カービィの落下死関係ないよ。

でもおかしくない?
飛べるのに落下死するなんて。

うん。

でも、そんなのじゃなくて私たちネット民は「クソリプを送る人の心理」とか読んで愚者を軽蔑しつつ、自尊心を満たせるような内容を求めてるんですよ。

清々しいまでのゲスっぷりね…。

 

 

 

 

 

距離感が掴めない人激増!

 

リクエストにお応えして恣意的にクソリプ叩きを助長する方向性で解説すると、クソリプを送る人の特徴は”相手との距離感を測れない”点ね。

ふむふむ…?

この点については、今年書店が示し合わせたように猛プッシュし始めて大ヒット中の自己啓発本「お前の冗談が通じない3つの理由」に明るいわ。

 

 

 

 

 

ああ、これが今年各書店が示し合わせたかのように猛プッシュし始めて、価値観を他人に頼りたがる層にバカ売れしている例のあの本なんですね。

まず「冗談を言う人だと思われていない」…。

そもそも、冗談が冗談と受け取られるためには「この人は冗談を言う愉快な人だ」という相手の前提認識が必要ということね。

いつもしかめっ面してちゃダメってことですね。

そして失礼系クソリプの多くの原因である”冗談を言い合う関係でない”…これはマジレス系のクソリプとは違って、相手に悪意がないパターンよ。

と、言いますと?

先述したように、冗談というのは冗談と取ってくれる相手がいて初めて成立するもの…。

この相手との距離を測り違えて、仲良くもないのにきつい冗談を言ったり、面識がなく冗談が想定されない場面で冗談を言うと”ただの失礼”になるわけ。

ンェアッガーの本の別の箇所から引用すると…。

 

 

それがいわゆる”いやな人”の問題である。

この種の”いやな人”の中には「自分は愛されており、自分のきつい冗談は受け入れられる」という根拠のない前提があり、これと「きつい冗談を言い合えるのは仲が良い」――すなわち「きつい冗談を言えば仲良くなれる」という誤解もあいまって、あまり面識のない人に失礼な発言を働いてしまうようである。

彼らは往々にして自分が失礼であることに気付かず、また彼らの周りには”失礼な発言にも立腹しない度を越した器の大きい人”しか残らないため、概して彼らは幸福なのである。

(P.126より)

 

 

 

う~ん!
ンェッガーの本、よくわからないけどなんかそれっぽい~!

ようは、”悪意がなくてもクソリプは起こる”ということね。

そして最後、「冗談が通じない相手である」…。

人は他人に冗談のつもりで言ったことで腹を立てられると「冗談が通じないつまらない人だ」と思う。

一方で、他人に言われたことがたとえ冗談であっても、腹が立てば「悪意がなかろうと人をイラつかせたのだから失礼な人だ」と思う。

この2つのどっちの考えを持つかはその時の立場しだいで、誰でも「失礼な人」「冗談が通じない人」のどちらかになる可能性があるのよ。

「クソリプを送ってくる人の中には悪意のない人もいる」…。
裏を返せば「自分も自覚なくクソリプを送っている場合がある」ってことですね。

それが私の言いたかったことなのよ、つまり…。

「クソリプ」などという言葉を使ってあたかも自分は被害に遭う側で絶対に加害者にはならない常識人といったごようすのみなさま…。

本当にクソなのは…。

クソなのは…?

 

 

 

 

 

 

お前だーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キモい!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

ハァ、ハァ、ハァ…。

先輩、これを…。

 

 

 

 

スッ・・・

 

 

 

 

何これ?

ほのおのブーメラン

 

 

 

(おわり)