歴史は繰り返す! 大正時代に”ミニ丈袴”が流行っていた
今でこそ女子高生のミニスカートは当たり前に思えるが、「丈の短いものを穿く」というトレンドは昔からあったよう。
大正時代に一部の女学校で普通の袴に比べて著しく短い袴が流行った時期があって稀に現物が出てくるのです。全般的な傾向としては若年層に多かった様子で甚だしくは膝上丈という例も。写真の海老茶袴も成年用の仕立てながら丈が60cm弱しかありません http://t.co/KAiE1tB5aF
— ふるたか (@furutakatoyo) 2015年1月16日
日本の近現代史の衣装復元、時代考証などを行っている投稿者によると、大正時代に一部の女学校で、丈の短い袴が流行った時期があったそう。画像はその現物で、確かに奥のものと比べると短いのがよく分かる。こちらの袴の丈は60センチとのこと。
袴、たくさんの反応をいただけてアップしてよかったなー。 http://t.co/xFgdS9Alx0
— ふるたか (@furutakatoyo) 2015年1月17日
少し質問をいただきましたが、短い袴とタイツというか膝上の靴下との組み合わせはこの自信過剰気味なお嬢さんの写真が判りやすいかなと思います。 http://t.co/y8hpb4l5U3
— ふるたか (@furutakatoyo) 2015年1月16日
こちらが実際のようす。
@furutakatoyo ミニ丈の袴で洋服っぽいアレンジ……は昨今のもの(二次元キャラ及び「和ロリ」)だけかと思ってたら、オリジナルの存在は驚きでした。この写真の存在はもっと知られても良いと思ったりします。
— 関山@浦賀 (@houmeisya) 2015年1月17日
@houmeisya 襦袢の袖にレースをつけて袖口からちょっと出す(あとは脇隠しとしても)とかも昔からあったんですけれど、あまり知られていません。しかしこういう知られざる流行ということは案外たくさんあるように思われます。
— ふるたか (@furutakatoyo) 2015年1月17日
これ以外にも「襦袢(じゅばん)の袖にレースをつけて袖口からちょっと出す」というブームも存在したらしい。
逆に極端に長い羽織も流行して。くるぶしぐらいまでの袴と変わらないぐらい長い羽織。袴だったか床だったかにちょっと足りない残念残念「残念羽織」と呼ばれて生徒指導の対象になったと言う。
— ふるたか (@furutakatoyo) 2015年1月16日
また、反対に丈の長い袴もあったそう。こちらは生徒指導の対象になっていたそうだ。「スケバン」に見られる丈の長いスカートのようなものだろうか。
歴史は繰り返す…。
※記事を再編集しました(2014.1.18)