植生テロへ警告! 日本人バックパッカーが海外で種を蒔く危険性
日本の若者の間でも一般化されてきた、低予算で国内外を旅行するいわゆるバックパッカーであるが、そのなかでもあまりに自由すぎる行動をする人たちが問題視されている。
割と若いバックパッカーの話って、冒険譚として「ええ話」に分類されがちですが、かなりヒヤヒヤする子も多くて(危機管理というよりマナー的な面で)。今まで見た中で「これはアカン」と思ったのが、日本から持ってきた何かの種を蒔きながら旅してます!っていう子。それダメー!絶対ダメー!!
— えぼり (@eboli_ef) 2015年5月15日
投稿者によると、海外に旅行した際に日本から持ってきた花の種を現地に蒔くという、あまりに非常識な行為をする若者を見かけたという。
現地の子供にその種蒔かせてる写真撮りたいから学校に行けないか、って聞かれたんだけどなぜそういうことをしてはいけないか諄々と1時間ぐらい説いたのですがなんか不満げだった。おそらく自分の楽しい夢をこのBBAケチつけやがってぐらいにしか思われていなかった模様。
— えぼり (@eboli_ef) 2015年5月15日
さらにその若者は投稿者に対し「現地の子どもたちにその種を蒔かせて写真を撮りたいという」不躾な願いをしてきたそうだ。
他国を外来種汚染するテロリストですか?>RT
— ozk (@ozk_pcPPBq6t) 2015年5月15日
空港でダメって書いてあるのに。<RT
— 淙穂鶫箜(そうすいとうこう) (@Sousui) 2015年5月15日
空港で「植物の種は持ち込めません」って言われない????こっそり密輸したの????
— ガンジュー (@enemiti) 2015年5月15日
そもそも、海外に日本の植物を持ち出す場合および、日本へ植物を輸入する際には植物検疫が行われ、品種によっては輸出禁止となっているものもある。これは外来生物による生態系への被害を未然に防ぐためであり、相手国によっても様々な取り決めがあるという。
セイヨウタンポポに和タンポポが駆逐される話とかけっこー外来種の話で中学生あたりでならうと思うんだけどなー('w';|
— 鮎阪_('w'_【Devil】 (@au_quantum) 2015年5月15日
ブルーギルかよ
— ワサビいふ (@wasabiihu) 2015年5月15日
生態系というものを知らないのかねちみは!と私でもさすがに突っ込むよそれは タンポポとざりがに
— kogepan40 (@kogepan40) 2015年5月15日
また日本における、在来種に危険を及ぼす外来生物としては、アメリカザリガニやブルーギル、セイヨウタンポポがあげられる。
植生テロだよ、って言ったんだけどなあ…
— えぼり (@eboli_ef) 2015年5月15日
もし日本におけるセイヨウタンポポのように、海外で日本の種が繁殖してしまうことを考えると、投稿者の追記にある「植生テロ」の言葉通り、かなり危険な行為であることは間違いない。
このような問題を未然に防ぐためにも、海外旅行に際するマナーやモラルを徹底させていくことが重要であろう。