本当は何も隠されていない「嘘の騙し絵」でもリツイートされるのか?

ホントの意味での「騙し絵」です。
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こんにちは、セブ山です。

先日、僕のタイムラインにこんなツイートが流れてきました。

よ~く見ると「ある有名なキャラクター」が浮かび上がってくるというこちらの騙し絵。

最初は、昆虫が並んでいるだけにしか見えなかった絵が、ある時、急に別の絵に見えるアハ体験がウケて、たくさん拡散されていました。

 

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それを見て、ふと思ったのですが、もしかしたら、本当は何も隠されていない「嘘の騙し絵」でも、たくさんリツイートされるのではないでしょうか?

リツイートしている人のほとんどは、本当は答えがわかっていないのに、リツイートすることにより、「俺は答えが分かっていますよ感」をアピールしたいだけのバカだと思うので、たとえ、何も隠されていない「嘘の騙し絵」でもリツイートするはずです。

 

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というわけで、この仮説を証明するために、実際に、何も隠されていない「嘘の騙し絵」を投稿してみることにしました!

 

隠された4匹の動物

一見すると、落ち葉が舞い散る秋の風景ですが、実はよく見ると「4匹の動物」が隠れているというこちらの騙し絵。

もちろん、ウソです。

4匹どころか1匹も動物は隠れていません。

 

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そもそも、騙し「絵」というか、フリー素材として提供されていた上記の写真を、それっぽく見えるように加工しただけです。

何かが隠されているわけがありません。

怪しまれながらも、「隠された4匹の動物(ウソの騙し絵)」は24RTを稼ぎました(※2015年6月26日現在)。

 

架空のヒゲ面おじさん

ヒゲ面のおじさんの石膏像にしか見えない画像が、少し離れたところから見ると「ある架空の生き物」に見えてしまうというこちらの騙し絵。

これも当然、ウソです。

「ヒゲ面のおじさんの石膏像にしか見えない画像」は、ヒゲ面のおじさんの石膏像にしか見えない画像です。

いくら見ても、ヒゲ面のおじさんの石膏像にしか見えません。

そうでしょうね。

というわけで、「架空のヒゲ面おじさん(嘘の騙し絵)」は11RTを稼ぎました(※2015年6月26日現在)。

こちらは、あまりリツイート数が伸びませんでした。

騙し絵としてシンプルすぎたのでしょうか?

いかにも何かが隠されているようなごちゃごちゃした絵の方がリツイートされやすいのかもしれません。

 

Stupid Sheep(馬鹿なヒツジ)

「Stupid sheep(馬鹿なヒツジ)」というタイトルがつけられ、よく見るとヒツジの姿が浮かび上がってくるそうですが、もちろん、全部、ウソですよ。

英語のテストで0点を取ったことがある僕が、わざわざ海外のサイトなんか見るわけないだろ!

そんな「Stupid sheep(馬鹿なヒツジ)」は52RTを稼ぎました(※2015年6月26日現在)。

やはり、いかにも何かが隠されているようなごちゃごちゃした絵の方がリツイートされやすいようです。

そういう意図は一切なかったんですが、勝手に解釈してくれた人もいて、絵に意味が生まれました。

人間とは、意味のないものに無理矢理、意味を見出す生き物なのかもしれません。

 

ボスからの命令

ある「メッセージ」が隠されているというこちらの騙し絵。

もちろんウソです。

 

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僕がテキトーにWindowsの「ペイント」で作りました。

「答えが分かった瞬間に大爆笑」と書いていますが、真顔でツイートしています。

そんな「ボスからの命令」は19RTを稼ぎました(※2015年6月26日現在)。

「お気に入り」は60ふぉぼついているものの、残念ながらリツイートはそこまで伸びませんでした…。

 

結論

というわけで実験の結果、4戦0勝4敗。

全然、リツイートされませんでした。

それぞれ100RTを目指していたのですが、どれも目標値は超えませんでした。

 

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やはり、ちゃんと何かが隠れている本物のトリックアートでないとウケないみたいです。

「騙し絵ツイートをRTするやつは、俺は答えがわかっているとアピールしたいだけ」と思っていたのですが、決してそんなことはなかったようです。

すみませんでした。

あなたが「騙し絵でウケたい」と思ったら、ちゃんと何かが隠れている絵を投稿することをオススメします!