「印税ガッポリ入って儲かってるんでしょ?」 これに対し、現役マンガ家が分かりやすく解説

なるほどね。
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 「マンガ家って印税ガッポリ入って儲かってるんでしょ」という問いに対し、現役マンガ家が分かりやすくイラストで解説したツイートが話題になっている。

 投稿者は、「ふしぎふしぎ」「てくてく東海道ぬけまいり」などの作者である山崎浩(@housui03)さん。印税というのは、「一冊の単価の10%×発行部数」というのが一般的らしい。

 また、続いてこのような投稿も。2巻目からは一冊の単価が5%から10%に引き下げられるという。

 編集部が調べたところ、「一冊の単価10%×発行部数」の発行部数とは印刷された数なので、販売部数とは異なる。なので、どれだけ売れたかが直接、印税につながるわけではない。

 そして現在は電子書籍も頭角を現してきている。こちらの印税は前後あるが、一冊の単価の70%とかなり大きい。また、こちらは発行部数ではなく、販売部数が加算される。よって電子書籍は、「一冊の単価の70%×販売部数」となる。マンガ本とは違い、どれだけ売れたかがそのまま反映されるということだ。

 また、上記のように補足する山崎さん。

 「印税=儲けている」という印象を持っていた方は、少し見解が変わっただろうか?