偶然居合わせた魚屋さん!? 宮沢賢治の記念写真に謎の人物が写り込んでいる…

思わず二度見!
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 小学校や中学校で誰もが習ったであろう、宮沢賢治。『雨ニモマケズ』や『銀河鉄道の夜』など書いた、大正期を代表する詩人・小説家である。

 そんな宮沢賢治との記念写真に写り込んでいた人物が、Twitter上で話題となっている。

 上記は、宮沢賢治と東北砕石工場の人々を再現した人形。昭和6年3月26日撮影された記念写真をもとに作られたものだ。

 写っている人物たちの説明として、それぞれの名前と年齢、そして職業が石碑に記載されている。宮沢賢治の右隣の人物にご注目いただきたい。

 彼の説明には「偶然居合わせた魚屋さん」とだけ書いてある。

 なぜこうなったのか、いろいろな考えをめぐらせてしまうが、魚屋さんはとてつもない幸運の持ち主だったようだ。

 上記の人形は、岩手県一関市の「石と賢治のミュージアム」に展示されている。宮沢賢治が技師として働いていた旧東北砕石工場に併設されており、工場内部の見学も可能。

 足を運んだ際は、ぜひ宮沢賢治や魚屋さんたちと一緒に記念撮影を。