小学校や中学校で誰もが習ったであろう、宮沢賢治。『雨ニモマケズ』や『銀河鉄道の夜』など書いた、大正期を代表する詩人・小説家である。
そんな宮沢賢治との記念写真に写り込んでいた人物が、Twitter上で話題となっている。
宮沢賢治の石碑 https://t.co/UDpJpugKvs
— 毛糸 (@HanaIssh1) 2016年5月8日
上記は、宮沢賢治と東北砕石工場の人々を再現した人形。昭和6年3月26日撮影された記念写真をもとに作られたものだ。
写っている人物たちの説明として、それぞれの名前と年齢、そして職業が石碑に記載されている。宮沢賢治の右隣の人物にご注目いただきたい。
宮沢賢治の石碑をたてたときの記念写真に写ってる人のなかに小綺麗な格好なのに全然関係ない人が写ってて吹く https://t.co/g6UG1d9p4K
— 毛糸 (@HanaIssh1) 2016年5月8日
彼の説明には「偶然居合わせた魚屋さん」とだけ書いてある。
なぜこうなったのか、いろいろな考えをめぐらせてしまうが、魚屋さんはとてつもない幸運の持ち主だったようだ。
例の記念写真は宮沢賢治と石の博物館で見られます。
鉱物が大好きだった少年時代から、東北地方の冷害や土壌改良に力を尽くした宮沢賢治の生涯を教えてくれる。
宮沢賢治、鉱物、廃工場、坑道をまとめて見られる穴場。
写真は館内の双思文庫。 https://t.co/wCId9oZCdA
— 毛糸 (@HanaIssh1) 2016年5月10日
上記の人形は、岩手県一関市の「石と賢治のミュージアム」に展示されている。宮沢賢治が技師として働いていた旧東北砕石工場に併設されており、工場内部の見学も可能。
足を運んだ際は、ぜひ宮沢賢治や魚屋さんたちと一緒に記念撮影を。