集中できない! 小説の喘ぎ声が平常心で読めなくなる呪い

くそっ、見なければよかった!
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 1人静かにページをめくり、想像力を働かせて読む小説。最近はスマホやタブレットで読書を楽しむ人も少なくない。

 しかし、現在Twitter上では読者をドツボに陥れる、とあるツイートが話題となっている。

 官能小説に限らず、物語の中でセクシーなシーンが出てくることがある。

 投稿者によれば、問題は喘ぎ声の描写で「っあ、ン、…!」といったセリフが出てきたとき。「ン、」の部分が、この2文字が顔に見えてくるというのだ。

 この錯覚をイラスト付きでわかりやすく示してくれるユーザーも現れた。確かに目と鼻に見えてしまう。ちなみに、人間の脳には、点が3つ集まると顔として認識してしまう働きが備わっており、「シミュラクラ現象」と呼ばれている。

 また、「ン」の前にさらに読点が付くと口もあるという意見も。

 「縦書きなら平気じゃないの?」という声に対して、それでもしっかり顔に見えてしまうと投稿者。

 「ン、」の呪いがおわかりいただけだろうか? これに気づいてしまったあなたは、これから小説のエロシーンを前にしても、集中できなくなってしまうかもしれない…。