近未来の常識? ペッパーくんのうなじに隠された“弱点”が話題に

これが本当の“ペッパーけいぶ(頸部)”。
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 ソフトバンクが開発した感情認識ロボットの「Pepper(ペッパー)」。最近は街中で見かける機会も増えており、ロボットがより身近になった気がしている人もいるのでは?

 現在Twitter上では、そんなペッパーくんの弱点(?)が話題となっている。

 ペッパーくんの首の後ろにあるカバーを開けると、赤いボタンが…。実はこちら、緊急停止ボタンなのだ。公式サイト内の取扱説明書にもある通り、ボタンを押すと強制的に電源が落とせる仕組み。即座に停止できるように、柔らかいカバーの上からそのまま手で押せるようになっている。

 ちなみに、通常ペッパーくんの電源をオフにするときに使うのは、胸部のスイッチ。緊急停止ボタンを常用すると、故障の原因になるそうだ。

 ロボットに隠された緊急停止ボタンというSFチックな設定に、Twitterユーザーも想像力を刺激された様子。ピンク・レディーの名曲にかけて「まさにペッパー頸部(けいぶ)」という反応のほか、うなじが弱点ということで『進撃の巨人』を想起する声も。さらに、「将来、子孫が戦うかもしれないので、この事実を伝えていく」という人まで現れた。

 身近な存在になっているペッパーくん。万が一の暴走に備えて、この“弱点”の位置は覚えておいたほうがよさそうだ。