使うのは“丸いブラシ”だけ!? ペイントツールで炎のイラストを上手に描く方法とは?
火災シーンや熱血キャラの演出など、マンガやアニメの中で見かける炎の描写。リアルに描くには、かなりのテクニックが必要に見えるのではないだろうか?
しかし現在Twitter上では、お手軽に炎を描くコツを示したイラストが話題となっている。
炎を描くときにブラシカスタムしたり指先ツール駆使したりするより、普通に丸いブラシで描いたのを更に丸いブラシで削るってやり方のほうがお手軽にそれっぽくなる気がしたメモ https://t.co/QlBNwpxluM
— ミ茶(ミチャ)🍵 (@mitcher_meier) 2017年1月25日
副業や趣味でイラストを描いているという投稿者のミ茶いるさん(@mitcher_meier)によると、丸いブラシで赤や黄色を着色してから、今度は逆に、丸いブラシで削ると炎っぽくなるとのこと。
絵の具を指で伸ばしたような効果が出る「指先ツール」などを駆使するよりも、丸いブラシのみを使うこの方法なら、より簡単に描けるかもしれない。
@mitcher_meier レイヤーは色ごとに別です。下地の赤が通常、中間の橙と一番明るい黄色は加算です。クリスタのエアブラシで描いてますが、クリスタは編集レイヤーの透明部分をスポイトするとその時使ってるブラシが消しゴム扱いになるので、それで切り替えつつ描いてます
— ミ茶(ミチャ)🍵 (@mitcher_meier) 2017年1月25日
また、レイヤーは色別に分け、下地の赤は通常モード、中間のオレンジ色と黄色は「加算」モード(下にあるレイヤーの色と設定中のレイヤーの色を足す)を使用するといった、描き方のコツも説明してくれている。
ちなみに、投稿者はペイントツールのクリスタこと「CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)」を使っているようだ。
@mitcher_meier おおー
足し算ではなく引き算の方法ということですね…
— 0024 (@koala0024) 2017年1月25日
燃焼の過程に基づいた表現になってるから、それっぽく見えるんです。炭素の塊の周囲から燃焼しはじめて、全て燃え尽きた時にその空間は丸く輝炎が無くなる。すかさず根元から供給されるからほんの一瞬の出来事だけれども https://t.co/98YGEs9HK0
— zuisyo (@aliceair) 2017年1月25日
雲とかこうやって描いてる。透明色ブラシじゃなくて消しゴム使うけど https://t.co/d1stMvqCrj
— たいにぃ (@tiny_d1) 2017年1月25日
これに対してTwitterユーザーからは、「足し算ではなく引き算の方法ということね」「燃焼の過程に基づいた表現になってるから、それっぽく見えるんだ」「同じやり方で雲を描いている」といった声が寄せられている。
パソコン用のペイントツールだけでなく、スマートフォンのお絵描きアプリにも応用できそうな描き方。気になった人は、ぜひ試してみよう。