公園や広場で見かける銅像やモニュメントなどのアート作品。そのインパクトに思わず目が釘付けになった経験はないだろうか。
現在Twitter上では、台東区役所に飾られているアート作品が、ユーザーたちをざわつかせている。
所用で区役所来たのだが、なに、この…なに? https://t.co/lmDj9uIYyL
— よしかね (@yoshikane_tnt) 2017年9月4日
そのアート作品で描かれているのは、アニメ『セーラームーン』の登場人物らしき5人の顔が繋がっており、腕が4本の人物(?)。
2本の腕でヒビの入った青と白の淡い縞模様の卵を大切そうに抱えている。また、白いドレスのスカートの一部が開いていて、そのなかには赤や黄、青、緑といった鮮やかな色の木の枝に、さまざまな動物が乗っているのも見える。なんとも独自の世界観を持った作品だ。
@yoshikane_tnt ラスボスです。
— ビットマン@HyperCryptMaster (@sabakaninikuni) 2017年9月4日
@yoshikane_tnt @m_paintbrush 中性から現代美術とジャパンポップカルチャーを融合した阿修羅王に見えました。(°▽°)
— 古青 (@a_coharu) 2017年9月5日
@yoshikane_tnt もしや抱いているのはモスラの卵では…?
— とじー💉 (@kurohige810) 2017年9月4日
Twitterユーザーからは「ラスボスです」といった反応のほか、「ジャパンポップカルチャーを融合した阿修羅王」「抱いているのはモスラの卵?」など、それぞれの視点で作品を読み解こうとする意見が寄せられた。
タイトルは『うぶすな』で、作者は矢野佑貴さん。同作品は、台東区長賞を受賞したため、台東区役所に飾られているようだ。台東区にゆかりのあるアート作品を紹介する「台東区ヴァーチャル美術館」でも作品の写真を見られるが、気になった方は実物を見に行ってみてはいかがだろうか?