質問に答えて自己紹介する「バトン」って知ってる?Twitter連携サービスとして降臨!【インタビュー】
2000年頃「バトン」というリレー形式の自己紹介が、SNS「mixi」などで流行していた。バトンとはあらかじめ用意された質問に回答し、次に回答する人を指名していくというものだ。
今となっては懐かしい文化だが、このたびTwitter連携サービス「BATON」(@BATON_official)として再臨。当時をよく知る人たちが“バトン復活”に驚いていた。
【 本日リリース💯 】
自分の好きなバトン(質問)に答えて
ここだけの「プロフィール」が作れる
新サービスの「BATON」です🙎🏻♂️🙎🏻♀️
登録不要で超簡単にプロフィールが作れます、今すぐバトンをはじめよう🤷🏻♂️🤷🏻♀️
#バトンに答えて自己紹介 #BATON
https://t.co/BwLgGpMppj
— BATON(バトン) (@BATON_official) 2018年6月15日
【 話題のBATONって何!? 】
「BATON」大体こんな感じ(4コマ)
#BATON #バトンに答えて自己紹介
https://t.co/G6s2A9q4Al https://t.co/LsfwdUFo6H
— BATON(バトン) (@BATON_official) 2018年6月15日
「BATON」を開発したのは、しょせまるさんこと株式会社picon 代表取締役 山口翔誠さん(@shosemaru)。今回トゥギャッチ編集部では山口さんに開発の経緯を聞いた。
—「BATON」を思いついたきっかけは?
最近のインターネットには「エモさ」が足りないと思っていて、ふと過去を振り返ってみた時に「自分語り」のサービスをもう一度復刻したいと思いついて開発しました。
休日開発していた「BATON」というサービスがついにリリースされました💡
「100の質問ひろば」「前略プロフ」「mixiバトン」「プロフィール帳」
この辺にピン!と来た人はぜひ触ってみて下さい〜あの頃のエモさを取り戻すべく作りました🗽
#バトンに答えて自己紹介 #BATON
https://t.co/MKCxv8ifoh
— 山口翔誠 / AIチャットくん・AIイラストくん・AI占いくん (@shosemaru) 2018年6月15日
—「休日プロジェクト」の一環とのことですが、この試みについて教えてください。
普段は株式会社ピコンという会社を経営していて、若者向けの通話アプリを開発・運営しています。それに対して「BATON」は、社員を集めて休日のノリで開発したものです。ビジネスモデルなどのことは一切考えず、自由気ままに開発しました。
ちなみに今回の「BATON」ですが、ロゴも合わせて全ページのデザインとコーディングにかけた時間は3日です。
僕はCIもUIも中途半端ですが、プロトタイプを最速で作って検証するためのスキルセットに振り切っていて、それが僕の思うデザイナCEOの役割です!!
#cxonight
https://t.co/MKCxv8ifoh https://t.co/fS6c1Y2wgh
— 山口翔誠 / AIチャットくん・AIイラストくん・AI占いくん (@shosemaru) 2018年6月16日
—「BATON」に関するTogetterのまとめを見ると、けっこう年齢の高い人たちの反応がいいようです。今のところ、実際のユーザー層は狙い通りですか?
データを見てみると、意外にも自分達の想定するターゲット層である若者に届いている印象はあります。現に一番人気のあるバトンの項目は「オススメの化粧品バトン」で、こちらはトレンドに敏感な若い子達の回答が目立ちます。
—そうなんですね。他に「BATON」に対する反応でなにか印象的だったことはありましたか?
僕自身かねてより、ゆうこす(菅本裕子)(@yukos_kawaii)さんのファンだったのですが、「BATON」リリースから一週間でゆうこすさんに届き「ITって夢があるな」と思いました!
—ありがとうございました。
古き良きSNSの文化を復活させ、ITドリームを実感するまでに至った山口さん。みなさんもバトンに回答して、昔のインターネットらしい「エモさ」に浸ってみてほしい。