日本・ポーランド戦のラスト15分のパス回しは正しかった?数学的に考察してみた
ロシアで開催された2018ワールドカップではサッカー日本代表の戦いに多くの人が熱狂した。しかし、グループリーグ第3節の対ポーランド戦では後半の15分間、消極的とも取れるパス回しが行われ賛否の声が挙がった。この戦略が正しかったのかどうか、数学的に考察をしたのは高校で数学を教えているSaitou, Akio(@akio_saitou)さんだ。
サッカーはよく分からないんですが数学は好きなので、ここ数日間は日本-ポーランド戦のラスト15分の戦略について「攻めに行く」と「守りに徹する」のどちらが有利であったと言えるのか、数学(ゲーム理論)的に考察していました。
反省はしていません。ご査収ください。 https://t.co/x7fauQZzE4
— Saitou, Akio (@akio_saitou) 2018年7月1日
今回は「ポーランドが2点目を狙うインセンティブがない」ことや「同時進行のコロンビア対セネガルでは真剣に戦いが繰り広げられており、特にセネガルは負けられない」といった状況を考慮した上で、日本代表が「攻めに行く」場合と「守りに徹する」場合の確率を算出。守りに徹する(パス回しをする)方が確率が高いという結果が出た。
この考察に対して「数学的感性が欠けてる人間からすると逝っちゃってる…。(もちろんいい意味で)」や「全然なに言ってるのかわからないけど 目線が凄い、、、」といった称賛の声や、手法についての意見などが寄せられた
投稿者のSaitou, Akioさん、普段は教え子と一緒に数学とラップをかけ合わせた動画を作っているそう。興味のある方は見てみては。
※この記事のツイートはSaitou, Akio(@akio_saitou)さんの許可をいただいて掲載しました。