アース製薬の害虫飼育員は虫が苦手!?害虫のことがよくわかる『きらいになれない害虫図鑑』が発売
「アースノーマット」などの殺虫剤、虫ケア用品でおなじみのアース製薬では、商品開発や生態研究のために兵庫県赤穂市の研究所・飼育室にてゴキブリ100万匹、 蚊とハエ10万匹、 ダニ1億匹など、約100種類の害虫を飼育している。
この研究所で害虫を飼育する担当者による害虫の本『きらいになれない害虫図鑑』が7月26日に発売される。
著者は同社の飼育室で働く生物研究課の課長、有吉立さん。実は害虫に限らずすべての虫が苦手だったが、飼育するために害虫を観察して、生態を知るうちに恐怖心や偏見がなくなってきたという。ゴキブリは人を襲ってこないし、ハエや蚊も病原菌を持たなければ恐れることはないそうだ。言われてみればそうか…。
有吉さんが飼ってみてわかった害虫の生態を、おもしろかわいいイラストとともに紹介している。読んでいくうちにちょっとは好きになれるかも…?
『きらいになれない害虫図鑑』 概要
■著者 有吉 立(アリヨシ リツ)
アース製薬株式会社 研究開発本部 研究部
研究業務推進室 生物研究課 課長。
兵庫県出身。 都内の美術学校を卒業後、家具店店員、
陶芸教室講師などを経て、地元赤穂のアース製薬に入社、害虫の飼育員となる。
■発売日 2018年7月26日
■販売価格 1,296円(税込)
書店、amazon、楽天ブックスなどで購入できます。