道路をサーモカメラで撮影したら表面温度は58.1度!まるで溶岩が流れているような暑さだった
連日、猛暑どころか「命の危険もある」暑さが続いている。暑さの厳しさを証明するような出来事がTwitter上でもいくつか報告されているようだが、今回はサーモカメラで道路を撮影した人による暑さの証明を紹介しよう。
Hajime Ishikawa(@hajimebs)さんは昼間の大学のキャンパス構内と、夜10時過ぎの道路をそれぞれ、iPhone用のサーモカメラ「FLIR ONE」を使って撮影した。
サーモカメラで撮ると舗装道路が溶岩の流れみたいだ。みんな芝生を歩いた方がいいぞ。 https://t.co/UgJtsVbuq8
— 石川初 Hajime B. S. Ishikawa (@hajimebs) 2018年7月18日
日中に撮影した画像は、道路の色が赤を通り越して金色に。まるで火山が噴火し、溶岩が流れ込んでいるようにも見える。アスファルトの表面温度は58.1度だという…。
夜10時をすぎると気温も下がって暑さが落ち着くが、道路はまだかなり熱を持っていることがわかる。
サーモカメラで撮影。夜10時を過ぎてもアスファルト道路が熱をもっているのがわかる。あとはコンクリートの建物。 https://t.co/KkmlbxRpXV
— 石川初 Hajime B. S. Ishikawa (@hajimebs) 2018年7月18日
同じ舗装でも木陰の部分はだいぶ温度が下がっていることがわかる。常緑樹の木陰では芝生並みの温度だったという。
「木陰」の効果が絶大だ。同じ舗装でも5度くらいの差がある。芝生の木陰と舗装の日向だと10度くらい違う。 https://t.co/IhRe0QczLJ
— 石川初 Hajime B. S. Ishikawa (@hajimebs) 2018年7月19日
この投稿を見たTwitterユーザーからは「可視化されると説得力ある」「日中の犬の散歩は控えよう」などの感想が集まった。夜間になっても道路が熱を持ち続けていることの危険性を強く感じたようだ。
地面に近い位置になる子どもやペットは特に、道を歩いているだけで体感温度は人間の大人のそれよりも高くなる。暑さに注意しながら生活することが、決して大げさなことではないのがこれらの画像でわかるだろう。
なお、Hajime Ishikawaさん自身がTogetterに撮影した画像に関するまとめを作成しているので、より多くの画像を見たい人はこちらをチェックして欲しい。