ローマのとあるスーパーマーケット、なぜか床が一部ガラス張りに…その理由は「遺跡」だった

遺跡だらけのローマならではですね
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 Ken Takashioさん(@puriketz)がローマを訪れた際、立ち寄ったスーパーマーケットの床の一部が、なぜか不自然にガラス張りになっていたという。

 店内に掲示されていた説明文によると、スーパーの建設中に古代遺跡が出土したため、店内に“展示”するという形で残していることがわかった。

 投稿を見たTwitterユーザーからは「(ローマでは)掘ると何かしら出てきちゃうので地下駐車場が作れないとガイドさんから聞いたことがある」という話も寄せられており、歴史あるローマならではのアイデアなのだろう。

 実は日本でも似たような場所があるという情報も寄せられた。埼玉県ふじみ野市の「くらづくり本舗ふじみ野店」ではお店の建設中に縄文土器が出土したことから、床に強化ガラスをはり、遺跡が見えるようになっているという。

 日本では建設途中に遺跡が発掘された場合、調査や保護のために建設中止となる例も少なくないが、ローマのように遺跡があまりに多い場所では共存の道を選ぶのが当たり前になっているのかもしれない。

※この記事のツイートはKen Takashioさん(@puriketz)の許可を得て掲載しています。