チリのスーパーでは「プリングルス」が日本人なら絶対びっくりする状態で売られてた
プリングルスは世界各国で販売されている人気のポテトチップス。パッケージに描かれている丸顔の「プリングルスおじさん」の顔は日本人にもおなじみだが、チリではプリングルスおじさんの顔が「規制」されていた。
今のところチリに来て一番ウケたの、なんらかの理由でおじさんの顔に規制がかかってるプリングルスです
とにかく徹底されていて恐ろしさもあった https://t.co/42G2CRxSt6
— ぺるとも (@oogiri_peru) 2018年8月15日
チリを旅行中だったぺるとも(@oogiri_peru)さんがTwitterに投稿したのは、プリングルスのパッケージに印刷されているはずの「プリングルスおじさん」の顔がすべてシールで隠された状態で陳列されている様子。商品が入ったダンボールにかろうじて顔は残っているが、ぺるともさん自身も「徹底されていて恐ろしさもあった」と語っている。
投稿を見たTwitterユーザーも同じ感想を抱き「検閲されている…」「プリングルスおじさんの顔の何が悪いのか」といったコメントが集まった。
しかしこれには当然理由があった。チリでは子どもの肥満率が急増していることから、2016年よりカロリーや飽和脂肪酸が高い食品のパッケージに警告を表示することを義務付け、さらにシリアルの箱などに漫画のキャラクターを起用することを禁じる「食品表示法」を施行している。違反企業には罰金刑もあるため、プリングルスおじさんもそれを恐れて隠されたのだろう。
実際に効果があるのかは不明だが、キャラクターのないシンプルなお菓子のパッケージを想像すると味気なさを感じる。そう考えるとお菓子の食べ過ぎ抑制になっているのかも。