自由研究のため「炎天下に駐車した車内に生卵を置く」実験をやってみたら…「事故が起きて納得」の結果に
イラストレーターの前川さなえ(@puninpu)さんが投稿した、息子さんの夏休みの自由研究に関するツイートが4万5000件以上のいいね!を獲得している。
その内容は「晴れの日、炎天下に駐めた車の中で生卵はゆで卵になるか?」というもの。自由研究のテーマが「太陽熱」ということからこの実験を思いついたそうで、結果として立派なゆで卵・温泉卵が出来上がっていた。
息子の夏休みの自由研究より。晴れの日炎天下に駐めた車の中で生卵はゆで卵になるか?
午前中から8時間放置で立派なゆで卵と温泉卵ができあがりました。
そらパチンコ屋で子ども死ぬわ。 https://t.co/wszkn75W9G
— 前川さなえ (@puninpu) 2018年8月30日
簡易的なソーラークッカーを使い、卵は黒塗りした空き缶に水を入れたものと、アルミホイルに包んだだけのものを用意。車のダッシュボードに8時間置かれた。水の温度は50℃にまで上昇していたという。
実験は簡易的なソーラークッカーを使い、黒塗りの空き缶に水をはったところに卵を沈めたものと、アルミホイルに包んで置いただけのものを比較しました。水は50℃のお湯になっていました。 https://t.co/ELXoE1ctuC
— 前川さなえ (@puninpu) 2018年8月30日
卵の白身は60℃、黄身は70℃で固ゆでとなるので、これが人間だったら非常に危険な暑さの中に置かれていることになる。車内に残された子どもが熱中症で命を失う事件が起きているが、こうなるのも当然だと納得できる結果だ。
Twitterユーザーからは「すごい実験ですね!放置しちゃだめ!絶対!」「危険性が目に見えてわかる」など、実験を高く評価する声が集まった。
自由研究のほのぼのとした内容を想像していたら、いい意味で裏切られた。前川さんのブログではお子さんと一緒に実験に取り組んだときのエピソードが漫画になっているので、こちらも合わせて読んでみては。