社会主義時代の地下核シェルターを改装したチェコのホテルが雰囲気たっぷりでエモすぎる

当時のものがたくさん置いてあって、寝るどころではない
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 社会主義時代があった国々には、街並みなどに当時の面影が残っているところが多く存在する。今回はmizunagi/ ПВСС(@burevestnik)さんがチェコで泊まった、社会主義時代の地下核シェルターを改装したホテルを紹介したい。

 白を基調とした部屋に、当時使われていたであろう機械などが置いてある机があり、壁にはチェコスロヴァキアの大統領であったグスターフ・フサークの肖像が飾られている。ロッカーにはチェコスロヴァキア人民軍のコート、棚の上には公安のヘルメットが置いてあるなど、当時のものを自由に身に着けられるようになっている。

 このホステルは「10-Z Bunker」というところだそう。館内は全体的に昔っぽいにおいがするらしいが、雰囲気は満点で館内を歩き回るだけで楽しいのだとか。またスタッフの対応もよく、受付の人にいえば、先に述べたコートやヘルメットのような小物をたくさん貸してくれるらしい。

 これに対しTwitterユーザーからは「マニア向けすぎる」「中見て回るのに夢中になって寝るどころじゃなくなる」などの反応が寄せられた。

 今となってはこのように一般人が泊まりに行ける施設となったが、もともとは国家の管理下で第二次世界大戦や冷戦のときに使われていた場所だ。これから先もそのことを決して忘れず、このような施設が実際に使われることが二度とないことを願っている。

※この記事のツイートはねろたろう(@nerotarou2)さんの許可を得て掲載しています。