さすが京大…レポート課題に「感想部分はオリジナリティあふれるもので」という条件を出したら本当に傑作が集まった

自由にもほどがある…
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 京都大学の助教で惑星科学者の佐々木貴教(@sasakitakanori)先生が、学部生向けの講義「宇宙科学入門」でレポート課題を出した。この課題は毎年「感想の部分はなるべくオリジナリティあふれる楽しくなるようなもので」という条件を付けているそうで、佐々木先生が実際に提出されたレポートの“感想”の一部をTwitterへ投稿してくれた。

 まず『ポケットモンスター』の「アンノーン文字」で全文が書かれたもの。これには佐々木先生も見た瞬間に笑ってしまったようだ。

 そして佐々木先生が選んだ今年の最高傑作は「すごいな たいようけい」と、太陽系の素晴らしさを女声合唱で表現した楽譜だ。あまりの出来の良さに、ボーカロイドに歌わせて投稿されたのが次のツイートだ。

 これらの投稿に対し、Twitter上では「講義の感想でこれは笑う」「京都大学の自由な校風すごい」といったコメントが寄せられた。

 佐々木先生が「オリジナリティ」を条件に入れているのは、400人もの受講生がいる中、真面目なレポートを400枚も読むのがしんどいためだとか。

 アンノーン文字で書けば解読してくれ、楽譜を書けばボカロで再生してくれる教授がいる…自由度が高い京大だから成せる「オリジナリティのあるレポート課題」なのかもしれない。

※この記事のツイートはSasakiTakanori 佐々木貴教(@sasakitakanori)さんの許可を得て掲載しています。