全文を読んでいても「自分に都合のいい単語だけが目に入る」現象とは?
ある文章を読んだときに、全部読んだにも関わらず、自分が気になった言葉だけが強く印象に残ることがある。うさぎのみみちゃん(@usagitoseino)さんがその現象について説明した漫画をTwitterに投稿した。
「読めるけど理解できない」とかそういう問題じゃなくて、全体を単語や目に入りやすい短文で判断しがちよね。1を知って10を知らなくていいのよ。ちゃんと見ないと本質なんてわからないんだから。 https://t.co/r9HOf1lU91
— うさぎのみみちゃん (@usagitoseino) 2018年12月5日
うさぎのみみちゃんさんは、こういった「文章内に使われている語から、興味があったりインパクトを受けたりした語だけが目に入り、文脈をとらえずに主張してしまう現象」を「電車の中吊り広告現象」と呼んでいるという。
この現象に対し「落ち着いて読めば良いのにこうして噛み付く人がいる」と同じような経験をした人の声が集まっている。また、「人は注意していないと都合のいいところしか読まないが、それを咀嚼せずに飲み込むのはよくないよね」という意見も出ている。
この「電車の中吊り広告現象」を無意識のうちにやってしまっているかもしれない。何か意見を言う前にもう一度よく読んでみるのが大切ではないだろうか。