「はんだ付け」は金属を溶かして固めてくっつけているわけではない!? 接合部分で起こっていることとは
電子工作などに使う「はんだ付け」。単に「はんだ」という合金を溶かして固めているだけに見えるが、それは誤解。実際はどうくっついているのか、ゴッドはんだ株式会社代表取締役にしてNPO日本はんだ付け協会理事長のはんだ付け職人(@handatsuke)さんが解説してくれた。
はんだ付けが金属を融かして固めることでくっついていると思っている人が全人類の90%以上。実は、はんだの中のスズ原子と基板やリード線の素材中の銅原子が互いに拡散(染み込む)して合金を作ることで接合しています。
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— はんだ付け職人「はんだ付けに光を!」 (@Godhanda13) 2019年1月15日
銅とはんだの接合面に、ニョロニョロとしたものが見える。これがはんだと銅の合金で、はんだと銅がくっついているのはこれが形成されるためだ。
この投稿に対してTwitterでは、「初めて知った」という声や、「知識として知っていたが、写真で見たのは初めて」などの声が寄せられた。
はんだ付け職人さんは、はんだ付けに対する誤解・勘違いを撲滅するため、これからも正しい知識をツイートしていくそう。はんだ付けの魅力に気づいた人は、ツイートを覗いてみては。