もしも東京の私鉄沿線が戦時下の「大東急」のままだったら?路線図を作ってみたらカオスだった
東京都内とその近郊を走るおもな私鉄に京王電鉄・小田急電鉄・京急電鉄・相模鉄道(相鉄)があるが、昭和23年までは東急電鉄が各社を抱えており「大東急」と呼ばれていたことをご存知だろうか。
その後、経営不振により分離独立して現在に至っているのだが、もしも「大東急」のままだったら路線や駅名はこんな風になっていたのでは…と想像して作成された路線図が話題になっている。
戦時、京王・小田急・京急・相鉄は、すべて東急に合併され【大東急】を形成していた時代が有りました。
が、友人が「もし今もそのままだったら東急の路線図はカオスだったろうね」と言い始めたので作ってみました。確かにカオス極まりない。
#大東急 #路線図 https://t.co/ekXZzoq2fQ
— カオストレイン (@chaostrain) 2019年2月19日
路線図を作ったのはカオストレイン(@chaostrain)さん。友人との会話がきっかけで作ってみたところ「確かにカオス極まりない」と感じたという。
作られた路線図は実際の路線図を置き換えただけではなく、駅名も調整されている。例えば「京急片倉」「京急稲田堤」など現在の私鉄名を含む駅名は「東急片倉」「東急稲田堤」と、東急の名前に変えられている。さらに京王線の「池ノ上」や「聖蹟桜ヶ丘」などの「ノ」「ヶ」の表記も、東急線ではひらがな表記なので「池の上」「聖蹟桜が丘」と調整しているという徹底ぶりだ。
路線図を見たTwitterユーザーからは「大東急のままだったら運賃の計算とかどうなってたんだろう」「残ってたら間違いなく日本で一番儲ける私鉄になってたよな」と、仮の路線図に想像を膨らませていた。
もしも「大東急」のままだったら…駅名や車体など、いろんな面で影響があるだろう。考え始めると想像はつきない。