京都府にある京都市美術館(別館)の前に、巨大なこけしがゴロリと横たわっている。こうして文章にしただけでも「なぜ!?」と思うが、実際に目撃した人はもっとびっくりしただろう。美術館前でこけしを見つけたあずきパンダ(@lhJZL6WV9smHlHm)さんは驚きを隠せないまま撮影した画像をTwitterに投稿した。
京都市美術館別館前。なぜここにいるのか、そしてなぜ転がっているのか( °Д° ) https://t.co/HglsC5VKiL
— あずきパンダ@陸奥国 (@lhJZL6WV9smHlHm) 2019年3月1日
写真で見ただけでもかなりの大きさであることが感じられる。しかも現場では物憂げな音楽まで流れていたそうだ。巨大こけしは木製ではなくバルーンで、他の目撃者によると別の日はちゃんと立っていたという。
画像を見たTwitterユーザーは「長年こけしとして立ちすぎて腰でもやられたのでは」「事情があって寝たり立ったりしてるのか」などと、巨大こけしの動向が気になって仕方がないようだった。
この巨大こけし、名前は「花子」といい、高さは約12m。現代アートユニット「Yotta(ヨタ)」が2011年に制作したもので「全日本こけしコンクール」出場歴もあることがわかった。
京都市美術館は現在再整備工事のため閉館中で、別館では各美術団体の展覧会を中心に開催されている。巨大こけしがいつまで展示されているかは現時点で不明だが、この大きさを実感してみたい人はすぐにでも行ってみては。