飼育施設から家系図まで!日本最大級のカワウソ図鑑を目指す個人サイト「カワウソwiki」の熱量が凄い
全国のカワウソ好きの皆さん、日本におけるありとあらゆるカワウソの情報が集まるフリー編集事典「カワウソwiki」をご存じだろうか。
日本 動物園・水族館カワウソ Wik i
https://t.co/yfIYWtSrRp
日本最大級のカワウソ図鑑をめざして。
どなたでも編集できます。
出生・死亡・移動などの最新カワウソ情報、家系図、密輸問題、マナーなどカワウソにまつわる様々な内容が盛りだくさん。
ぜひご覧ください。 https://t.co/BItCph3Ifn
— あん丼🦦獺祭り (@andon_kumanezum) 2020年2月16日
カワウソwikiには全国の動物園、水族館の飼育情況から出生、移動、家系図、果ては密輸などカワウソを取り巻く問題にいたるまで、事細かな情報が集まっている。こちらのカワウソwiki、個人で運営しているサイトだというからさらに驚き。
運営者である、あん丼獺祭り(@andon_kumanezum)さんに製作を始めたキッカケや製作秘話など、詳しく話を聞いてみた。
好きなカワウソの家系図を作りはじめたのがきっかけ
カワウソwikiを始めたきっかけは?
元々、「油壺マリンパーク」にいたコツメカワウソのゴマくん(最終移動先はあわしまマリンパーク。2022年4月10日永眠)が好きで、ゴマくんが国内でも最多の血統の子だと知り、カワウソの家系図を作り始めたのがきっかけです。
随分遅くなってしましたが、気持ちの整理もつきはじめたのでゴマくんの追悼ブログをアプウしました。
あわしまマリンパークのゴマくん - あん丼のカワウソブログ https://t.co/jakH2h9BmC
— あん丼🦦獺祭り (@andon_kumanezum) 2022年4月30日
「カワウソwiki」は、個人で簡単に利用できる無料のWikiサイトを参考に、どちらかというと自分の備忘録的な意味合いで作りました。
どのくらいの期間を経て現在のボリュームに至ったのでしょうか。
(2022年12月時点で)丸4年ですが、はじめて1~2年くらいの時点ではほぼ全ての動物園や水族館の情報は載っていたと思います。 今でも、情報を仕入れたらその日のうちに更新するようにしています。
編集には多くの方が携わっているのでしょうか
頻繁に編集履歴を確認してますが、ほとんど自分しか編集してないと思います。 ごくたまにカワウソ好きの方が編集してくださって本当にありがとうございますという感じです。
カワウソ1頭1頭に個性と生き様を感じる
カワウソwikiの活用方法を教えてください
動物園や水族館はカワウソの名前の掲示がされていないことも多いので、どんな子がいるのか知ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。カワウソwikiをみて、カワウソのいる動物園・水族館に行きたいと思ってくれるといいですね。
また環境破壊や密輸問題などで野生の生息数を減らしていることや、動物園・水族館の取り組みについても書いてあるのでぜひ知っていただきたいです。
あん丼獺祭りさんにとって、カワウソの一番の魅力は
もちろん見た目がとても可愛いのですが、可愛いだけじゃなく1頭1頭それぞれ個性があって、この子たちなりの生き方がある点が魅力だと思います。この子たちがどういう生き方をしていたかを知ると、本当に愛しく思えます。
ご長寿コツメカワウソ
2022年12月13日時点
※アドベンは含めず存命確認済のみ
シュラ(しながわ)
シュリ(サンシャイン)
2003年1月29日生
→ほぼ国内最高齢
みも(アロハ)
2005年4月11日生
ツバキ(ニフレル)
2005年8月1日生
カオル(おたる)
2006年生
ゴンタ(多摩)
2006年12月25日
など https://t.co/uVabEMmSkX
— あん丼🦦獺祭り (@andon_kumanezum) 2022年12月13日
カワウソwikiを読んで、筆者も今度近くの水族館のカワウソに会いにいってみたいと思った。あん丼獺祭りさんのアカウントでは、カワウソの情報が日々ツイートされている。興味を持たれた方はのぞいてみては。