現在Twitter上では、将棋に関するとある新聞記事が話題となっている。
日本の子供の8割ぐらいがこの記事見て「将棋って1239段まであるんか。気遠くなるわ。」って思うはず。 https://t.co/T65600IE4I
— かね (@alupaka6) 2017年6月21日
記事のタイトルには「加藤一二三九段 引退」との文字が。
将棋を知らない人が見たら、段位が1239段もあると勘違いしてしまうかもしれない。もし本当に、そんなにも多くの段位があったとしたら、昇格するまでにとんでもない時間がかかりそうだ…。
本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました。当時の史上最年少記録となる14歳7ヶ月でのプロデビュー以来、63年もの長きに亘り、各棋戦を主催いただき多大なる御支援賜りましたすべてのスポンサーの皆様、報道関係者の皆様には、心より厚く御礼申し上げます。
— 加藤一二三【2024年棋士デビュー70周年 皆様への感謝を込めて】 (@hifumikato) 2017年6月20日
10歳のとき新聞の観戦記に触れ将棋の本質を悟ったわたくしが、天職である将棋に、最善の環境の中、生涯を懸け全身全霊を傾け打ち込むことができましたのは、御支援賜りましたスポンサー、将棋ファンすべての皆様おひとりおひとりのおかげに他なりません。幸せな棋士人生をありがとうございました。
— 加藤一二三【2024年棋士デビュー70周年 皆様への感謝を込めて】 (@hifumikato) 2017年6月20日
正しくは、プロ棋士九段の加藤一二三(ひふみ)さんが現役引退するニュースである。
ちなみに、九段は将棋界最高の段位。数としてはひと桁だが、将棋界のレジェンドにふさわしい段位に違いない。