算数で使われる計算方法の早見表「くもわ」「はじき」は子どもをダメにする?ある塾の問題提起が話題に
小学校の算数で教えるところもあるという「くもわ」「はじき」の表をご存知だろうか。
「はじき」の「は」は速さ、「き」は距離、「じ」は時間を求める計算方法で、「くもわ」の「く」は比べられる量、「も」はもとにする量、「わ」は割合を求める計算方法のこと。これらの表に関して明光義塾宇土教室(@meiko_uto)さんのツイートが話題になった。
今となっては、小学算数教育の中では当たり前になってきつつある、この「くもわ、はじき」という表。
保護者の方々には、ご存知ない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。これらこそが、子どもをダメにする悪因の一つであると私は考えています。 https://t.co/gEq6g9t8aR
— 明光義塾宇土教室 (@meiko_uto) 2018年3月11日
投稿者は、両者とも『ただ答えを出すことを可能にしてくれる道具』のため、正解を出すことはできても概念は理解できていない子どもたちが多数見受けられると主張。もともと学力が低い生徒のために塾が教えていたそうだが、現在は学校が教えているところもあるそうだ。
Twitterユーザーからは「こんな教え方されたらますます解らなくなるところだった」「理解した後はこれで覚えちゃえば便利だな」など賛否両論の声が寄せられている。
問題を解くことに関しては非常に便利な「くもわ」「はじき」の表ではあるが、本質的な理解はできるのか。あなたはどう思うだろうか。