認知症になるとこういう気持ちになる…介護職の人が「利用者の気持ち」を描いた漫画が心にずんとくる

症状を文章で読むよりも、胸に刺さる
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 健康な人にとって認知症の症状というのはわかりにくいものだ。漫画家でありながら現役のヘルパーでもある吉田美紀子@介護職エッセイ本発売中(@YoshidaMikiko)さんが、認知症患者さんの視点をマンガにして話題となった。

 マンガの主人公は、認知症を患って介護される側。散歩中、自分のいる場所が分からなって怖くなる。夜、見知らぬ部屋で目を覚まし不安になる。何かしようとすると知らない人に止められ、会話を続けるとその人が泣き出してしまった。泣いてしまった人は介護する側の家族だろう。

 投稿を見たTwitterユーザーから「認知症の人の行動は他者からは理解できないように見えるけど、本人にはちゃんとしたストーリーと理由があるのだ…俺介護してくれる人いるだろうか… 」「胸に痛いなあ…でも知るのも大事だなあ」などの声が寄せられた。

 吉田さんは介護職のエッセイ漫画「中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます」などを出版している。関心のある方は読んでみては。

※この記事のツイートは吉田美紀子@介護職エッセイ本発売中(@YoshidaMikiko)さんの許可をいただいて掲載しました。