中華料理に使う「八角」そっくりの実を拾ったら、猛毒を持つ別の実だった
先日『シキミ(樒)』という木を初めて知りました。木の下に中華料理に使う『八角』そっくりの実が落ちていたので「ハッカクの木だ」と喜んでその実を拾っていたのですが、よく調べてみるとそれはシキミといって、お墓などのお供えにする猛毒をもつ木でした…💧まだまだ知らない事が多いです。 https://t.co/ponO761rZp
— inori (@kusabanaasobi) 2019年1月18日
八角によく似たこの実は「シキミ(樒)」という木の実で、植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。
【追記】シキミ(有毒)とトウシキミ(香辛料の八角)の違いです。
確認したかったので八角を買ってきました。八片ある鞘の先端が鉤状になっていたらシキミです。植物では唯一毒物および劇物取り扱い法により劇物に指定されていますが、仏前に供えたりお線香になったり魔除けにしたり花も可憐です。 https://t.co/BXWuqL5Nxp
— inori (@kusabanaasobi) 2019年1月19日
八角とシキミの実を見比べてみると八片ある鞘の先端に違いがみられるが、素人の目では判別は難しい。だが、八角の実(唐樒)は中国で栽培されている植物で、東京の場合は野外で植えられていることはまれだという。一方、シキミの木はお寺や墓地に植えられ、仏前に供えるなど仏事に使われている身近な植物だ。つまり、八角の実が落ちてる可能性はかなり低く、シキミの実である可能性が高い。
投稿を見たTwitterユーザーからも「これ小学校の校庭にあった」「庭に植えてる」「シキミって毒あるんだ!?」などの反応があった。
もしよく知った植物に似ているものを見つけたとしても、今回のように毒などを持つ可能性があるので、口に入れないなど気をつけていきたい。