指で触るとじゃれつくみたい!「木のイヌ」だけど本物の柴犬みたいな動きで癒やされる
X(Twitter)で、あるユーザーが動画で紹介した「木のイヌ」が、非常によくできていると話題になっている。
兄たちがくれた「木のイヌ」。私が子どものころ飼っていたイヌに似ている。朝、こんなふうに遊ぶと心がなごむ。それにしてみよくできている。 https://t.co/kekNJ2fmHQ
— 小林朋道 (@Tomomichikobaya) 2024年3月12日
投稿者は動物行動学者・小林朋道(@Tomomichikobaya)さん。動画には「兄たちがくれた」という柴犬を模した木彫りの人形が映っている。
人形は頭・首(と口)・胴・足・しっぽなど複数のパーツに分かれて構成され、各部位が動くようにできている。実際に小林さんが指で優しく人形の口元に触れると、まるで本物の柴犬が小林さんの指にじゃれついているように見え、何ともかわいらしい。
この人形のお気に入りポイントについて小林さんに話を伺ってみたところ、「犬の主要な骨格がよく理解されており、動かすと犬の自然な表情がうまく再現される」などと回答。また、人形の「全体の姿や口を開けて手を舐める仕草」が子供の頃に小林さんが飼っていた犬と似ているそうで、触るたびに心が和むようだ。
Xでも、人形のなめらかな動きに「頭に触れた時の動きがちゃんと犬だ」「命が宿ってるかのようだ」などと驚く声が続出。「これ欲しいけどどこ行けば買えるんやろ」と人形の詳細が知りたいというコメントも見られた。
人形は倉敷クラフトKIBORIさんの作品
こちらの木彫りの犬は、倉敷クラフトKIBORI(@CraftKibori)さんによる「ピポットシリーズ」という作品。唐木(からき)と呼ばれる硬い木材を材料に、「面取り彫り」という技法でハンドメイドで仕上げている。
小林さんの動画に出てきた柴犬以外にも、トイプードルやコーギーなどさまざまな犬種がそろっているようだ。
KIBORIさんの公式アカウントに投稿された動画によると、人形の腹部にある穴にワイヤーを刺して台座に固定すると、ワイヤーを揺らすたびに人形も動き、多彩な表情を見せる仕組みとなっている。
今日一日でフォロワーさんが増えたので、説明動画を上げておきます。
犬のお腹に固定穴と稼動穴があり、犬を刺す穴によって動きが変わります。
ワイヤーと台は付属しています。 https://t.co/MPKsFFa4cx https://t.co/DtEfbbcNlF
— 倉敷クラフト KIBORI (@CraftKibori) 2024年3月12日
シンプルな仕組みでありながら、本物のワンちゃんを思わせる動きを再現した「木のイヌ」。気になる人はKIBORIさんの公式サイトで作品をチェックしてみてはいかが。