ある日、手紙がくくりつけられた風船を偶然見つけたサックス奏者・作曲家の福山タク(@TacFukuyama)さん。手紙見知らぬ言語で書かれていたため、解読してほしいとTwitterに投稿した。
ウソみたいな話なんですが、歩いてたらしぼんだ風船が落ちてて手紙が括り付けられていました
どなたか解読していただけませんでしょうか
風船に括り付けて飛ばすということは特定の誰か宛のプライベートなお手紙ではないと思うので写真お付けします
よろしくお願いします https://t.co/2ZrIf5j2Q7
— 福山 (@TacFukuyama) 2018年12月18日
寄せられた情報から、文字はビルマ文字で、言語はミャンマー語で書かれていたことが判明。内容は「これからも日本に住みたいのでビザの申請が通りますように、新しい学校へ行けるように、いい仕事ができるように、ミョーさんから連絡がくるように、本当に好きな人と出会えますように」と願い事が書かれていた。
投稿を見たTwitterユーザーは「内容解明の流れまで含めて和んだ」「飛ばした人にも、拾った人にも素敵な事があるといいな」と反応、「私も子どものころ、風船に手紙をつけて飛ばした」と経験を語る人もいた。
【追記】
返事を書きました
風船と共に飛んできたので僕も同じように風船で空に飛ばすことにしました
名も知らぬ方の願いが叶いますように https://t.co/9GrCXJJEsI
— 福山 (@TacFukuyama) 2018年12月19日
その後、福山タクさんは「名も知らぬ方の願いが叶いますように」と、返事を書いて同じように手紙を空へ飛ばした。風船や糸は環境に配慮して、水溶性のものを使ったそう。
インターネットを通じて誰とでもつながりを持てるようになったが、誰に届くかわからない手紙を飛ばしていることにロマンを感じてしまう。