たけのこの里を掘り出して「タケノコ狩り」ができちゃうパン!里山の竹林まで再現したこだわりを見よ

パンの焼き色が見事に地面を再現
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おなじみのお菓子「たけのこの里」を使ってパンを制作し、“タケノコ狩り”をする様子を映した動画がX(Twitter)で話題だ。

シャベル型のスプーンで掘って、収穫!
フォカッチャで作られたたけのこの里パン。あしらわれたローズマリーも良い感じに里山感を演出している

動画を投稿したのは、さまざまなモチーフをパンで再現しているRan (パンの人)(@konel_bread)さん。

今回は「たけのこの里」を使って、タケノコ掘りを再現したパンを制作。フォカッチャ生地をタケノコが生えている地面に見立て、生地がふくらみ防止であけた穴に「たけのこの里」を挿している。また、伸びた竹もパンで作り、見事“タケノコが掘れる里山”を再現した。

動画には、実際にたけのこの里をスコップ型のスプーンでゴロンと掘り出すシーンが収められており、なんとも楽しそう。

Ranさんの投稿に対し、Xユーザーからは「掘って食べて、竹も食べて、地面も食い尽くしたいっ!!」「これはワクワクしますね」と大きな感心が寄せられていた。

タケノコ狩りができるパンがどのように作られたのか、Ranさんに詳しい話を聞いた。

先端が少しだけ見えるように埋まったたけのこの里がお気に入り

パンの制作にかかった時間と気に入っているところを教えてください。

かかった時間は3時間くらいでした。

お気に入りポイントは、「たけのこの里」が生地に埋まっているところです。中でも、先端が少しだけ見えるように埋まっている「たけのこの里」が好きです。

竹のパンはどのように作りましたか?

抹茶で緑色にしたパン生地を棒状にし、節目の部分に線と葉をつけて作りました。

動画を撮影する際にこだわった点は?

土からタケノコを掘り出している感じを再現したかったので、シャベル型のスプーンを使ってフォカッチャを思い切って掘りました。

掘り出した「たけのこの里」が倒れることなく、スプーンの上にうまいこと立ったので笑いました。

実はRanさん、以前に「きのこの山」でもパンを制作している。ブッシュドノエルを思わせる丸太型のパンは年輪まで丁寧に再現されており、表面にはニョキニョキと「きのこの山」が生えている。キノコ狩りをすればきっと豊作に違いない。

立派な木から生えた「きのこの山」

お菓子狩りを楽しみながら食べたくなるRanさんの創作パン。「たけのこの里」派の人も「きのこの山」派の人も、食べてみたい気持ちは同じだったに違いない。

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書いた人
中野ようす

野生のフリーライター。本とお笑いを摂取し日陰で眠り、たまには濡れた犬の匂いが嗅ぎたい。Twitter:@nakano_books