イタリアで手に入る食材で「二郎系ラーメン」作りにチャレンジ!クオリティの高さにイタリア人も大絶賛

さすがパスタの国。麺も本格的…!!
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イタリア在住のX(Twitter)ユーザーが「イタリアのスーパーで手に入る材料で二郎ラーメンを作る」と題して自作ラーメンをつくる様子を投稿し、注目を集めている。

スーパーでいろんな部位の豚肉を調達
合計7kg以上のすごい量だ…!

家二郎(ラーメン二郎の再現した自作ラーメンのこと)にチャレンジしたのは、現在イタリアに留学中のマサキ(@Masaki_ponpoko)さん。

最初の投稿では「とりあえず近所に売ってる豚肉コーナーの肉を全種類買ってきました」というコメントともに、スーパーで買った大量の豚肉のパックが並べられた画像をアップ。ツリーにつなげる形で、制作過程をひとつずつポストしている。

スープ、麺、煮豚など全部手作りで仕上げていく

レシピは二郎風ラーメンを自作したWEBメディアの記事などを参考にしており、スープ、カエシ、麺、煮豚など、二郎風ラーメンを再現するために必要な要素をすべて自作するこだわりぶりだ。

鍋を三つ用意してスープを取っていく

二郎風ラーメンといえば、しっかりと主張のある極太のちぢれ麺。

この麺を再現するため、実際にお店で使われている小麦粉に近そうな強力粉をスーパーで調達したり、こねてまとめた生地をパスタマシンで製麺するなど、パスタの国・イタリアを思わせるポイントが随所にあって興味深い。

二郎系で使われる小麦粉に近いイタリアの強力粉を使用
うどんのように足踏みして生地をまとめていく

 

パスタマシンを活用して製麺
馴染みのある麺が完成!

スープの味を決めるカエシ(醤油・砂糖・本みりんなどを混ぜて作った調味料)も、現地にある中華系スーパーなどでそろえることができたようだ。チャーシューは3時間煮込んだ上でカエシに漬け込んでおり、その本格的な内容に期待が高まってくる。

カエシ醤油用の調味料は比較的簡単に調達できたそう
なんだかそれっぽくていい感じだ…!

左からロース(Lonza)、バラ(Pancetta)、ヒレ(Filetto)

11時間かけて準備は完了…ついに完成へ!

「ニンニク入れますか?」でおなじみのニンニク、野菜マシにも対応できそうな大量のキャベツやもやしも準備できたところで、いよいよ完成に向けて調理スタートだ。

もやしってイタリアにも売ってるんだ
野菜を茹でるザルがないのでホワイトアスパラ専用の鍋で代用

作り始めてから約11時間。手間暇をかけて完成した「家二郎」は、画像だけでも「絶対においしい」と分かる圧倒的ビジュアル。

実食したマサキさんも、「麺はモチワシで乳化系スープとクタヤサイ絡ませて食べるともう最高」と悶絶するほどの出来栄えだったようだ。

完成!丼じゃなくストウブ鍋に盛り付けていてオシャレ
ほどよく縮れた太麺!再現度高い!

ちなみに、イタリア人の友人にも二郎風ラーメンを試食してもらったところ、「これを飲み干して死ぬなら本望だ」と大絶賛してくれたそう。二郎風ラーメン特有のコシのある麺や、豚とニンニクの風味が絡み合ったスープはイタリア人の味覚にも合うのかもしれない。

イタリア人の友人も大絶賛

日本から遠く離れたイタリアで二郎風ラーメンを楽しむことができ、「自分もう一年イタリアでやれます」と語るマサキさん。異国でも思い出の味を再現できた経験は、きっとラーメンのカロリーを超える何物にも代えがたいエネルギーを与えてくれたに違いない。

 

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