SFでよく見る「腕時計からホログラムが出るアレ」を再現した作品に反響!近未来人ごっこが捗りそう
SF映画や近未来アニメでよく見る、「手首に付けたデバイスから空間にホログラムが投影される演出」を再現できるアイテムを自作したという報告がX(Twitter)で話題になっている。
腕時計からホログラムが出るアレを作りました。
知らない惑星へ不時着した時に確認しましょう。
ワンフェスで販売します。
#ワンフェス2024w https://t.co/ue09da3vF4
— よしけい (@yosikei1210) 2024年1月20日
作品名はずばり「腕時計からホログラムが出てるアレみたいなリストバンド」。制作者のよしけい(@yosikei1210)さんが「知らない惑星へ不時着した時に確認しましょう」というコメントともに投稿した写真には、腕時計のようなデバイスから謎の地形図や波状グラフを表示した画面が飛び出ている様子が映っている。
一見「腕のデバイスから空間に映像が映し出されてる!?」ように見えるが、よく見るとさまざまなデータっぽい情報を印刷したアクリル板が物理的に刺さっている形だ。しかし、タネが分かっても「装着してみたい!」と思わずにはいられない魅力がある。
作品を見たXユーザーからは「ロマンがあり過ぎて惚れるアイテムやん…」「欲しい…『くっ…ここは一体…』ってやりたい…」といった声が集まっている。
ユニークな発想で見る人の少年心をくすぐったよしけいさんに、思い付いたきっかけや制作について話を聞いた。
「見た瞬間に『オッ』と思ってもらえるように」
「腕時計からホログラムが出るアレ」を作ったきっかけを教えてください。
きっかけというきっかけはありませんが、面白そうなので作ってみました。
アイデアを形にするにあたりこだわった点を教えてください。
意識した点は「外連味」ですかね。 見た瞬間に「オッ」と思ってもらえるよう、わかりやすさを意識しています。
小難しいことを考えて作ると大体うまくいかないので、変なこだわりを入れないように気をつけています。
投稿には「ホログラムに見えるアクリル部分が取り換えられるのか?」「アクリルスタンドを装着できるようにして欲しい!」など、アイデアや要望の声も集まっていた。今後、改良の余地はあるのだろうか?
@alephred ホログラム部分は脱着できるようにする予定ですが、そのままだとアクスタを付けるのは難しいかも・・・
ホログラムは重量を抑えるため2mm厚のアクリル板を使っています。
しかし一般的なアクスタは3mm厚なんですよね・・・
対策考えてやれそうなら仕様変更してみます!
— よしけい (@yosikei1210) 2024年1月20日
今後の改良予定はありますか?
販売する際、オマケとしてアクリルスタンドの取り付けパーツも同梱とし、別途アクリルスタンド取り付け専用のリストバンドも販売予定です。
よしけいさんは、後日Xでアクリルスタンドをたてられるよう改良した試作品を公開している。 一般的なアクリル板をたてられるよう、溝部分を3mm厚に拡張したようだ。
アクスタ立てられるリストバンドが完成しました。 https://t.co/D1sOIL1VtF
— よしけい (@yosikei1210) 2024年1月21日
さらに現在は複数体のアクリルスタンドが立てられるよう、改良を続けているとのこと。
これをこうしてこう。
複数立たせられるように大きくしました。
取り回しが悪くなった分、撮影の時だけベースを付けられるように変更。
ホログラムとは別で販売しよう。 https://t.co/b0bxNKgwXq https://t.co/EM7uZPrGrQ
— よしけい (@yosikei1210) 2024年1月21日
「腕時計からホログラムが出てるアレみたいなリストバンド」本体と別途取り付けパーツは、今年の2月11日(日)に幕張メッセで開催される造形・フィギアの祭典「ワンダーフェスティバル2024」に出品するそう。
どこかに迷い込んでしまった近未来人ごっこをやったり、腕に推しを出現させたりと、楽しみ方の幅がたくさんありそうだ。